ひがわり娘

2000年3月1日〜3月15日


この生き方は、ダメです。(3月1日)

 『電撃大王』なるヲじるし雑誌に連載の4コマ漫画、『あずまんが大王』。詳しくは先月のひがわり娘……を読んでも分からないか。ともかく、立ち読みしてまいりました(買えよ)。皆さんも『Kanon』の立ち読みをする際に、ついでに読んでみましょう(だから買えよ)。さて最新3月号ですが、話のなかでは2月。しかし2月で女子高生だからといって、バン・アレン帯ネタなどという芸のないことはやりません。今月はダイエット・マラソン大会・先生たちの給料日、の三本立て。

 やっぱ大阪、いいよね。今回はあんまり活躍しませんが、それでも視線は大阪追跡モードです。中途半端にぼけ、ダイエットなんかどうでもいいと思ってて、マラソン大会ではその鈍くさいところを余すところなく発揮してくれたマイハニー大阪。ああ大阪、君はなんてそんなに大阪なのだ? ……ええ、今回比較的主役だった、ちよちゃんも智ちゃんもどうでもいいです。かなり。よみちゃん(髪がトーンでメガネかけてる子。本編中じゃ一度も名前出てない)に至っては、ときどき存在まで忘れる始末。

 さて後半戦の「先生たちの給料日」編では、「ひどすぎる」と評されたゆかり先生の酒癖が明らかになるわけですが……別段ひどすぎるってほどじゃないよねぇ。 俺と比べるのは激しく間違ってると思うけど、あんぐらいの人、俺の職場には大勢いるって。ざらに。(……どんな職場勤めてんだよ葩稍……)


今日のテーマソング。(3月2日)

 誰にも経験のあることだと思いますが、朝起きると、なぜだかひとつの曲が頭の中をグルグルと巡って離れない。朝ご飯食べても、休みだからと適当に遊んでも、果てには音ゲーをやっても耳から離れない。風呂に入ってついつい出てくる鼻歌までがその曲。そうだ、これを今日のテーマソングと呼ぶことにしよう。

 というわけで今日のテーマソングは、種とも子の『Had Enough』でした。誰も知らないでしょうから解説しますと、この歌は女の子が嫌な男(プレイボーイらしい)と別れるときに酷いことを言ってやろうという歌で、歌詞に「死ぬほど嫌いよ」とか「初めからあなたと出会うつもりじゃなかった」「その声が嫌いよ」etc.。ちなみに10年前のアルバム『オ・ハ・ヨ』に収録。

 さて、そんな曲がテーマソングな今日一日。音楽にまつわる納得いかない出来事(とは言わんか?)がありました。
 ラジオで、リスナーさんのリクエスト曲がかかったんですよね。Deep Purpleの“Highway Star”。で、それをリクエストしたリスナーさんのコメント。
「この曲を聴いて、王様の『深紫伝説』を思い出すのは私だけでしょうか」
この台詞に対し、何かインパクトのあるツッコミを入れよ。(15点/王林学園高等部・99年)


プレステ2=DVDプレイヤー?(3月3日)

 明日はプレステ2の発売日。「プレステのゲームが出来るDVDプレイヤーと考えれば3万なにがし円は安い」と言われていますが、果たしてそうでしょうか。

 まず、最大の問題。DVDって見たいか? ていうかビデオじゃいけないのか? もともと画質がビデオよりずっといいのがウリのDVDですが、そもそも家庭用テレビで見ているのに、ビデオとDVDの違いって分かるのだろうか? 1,000円ぐらいで売っているステレオケーブルで15インチテレビにつなぐ分には、その違いなど分からないのでは。

 あれに似ている。MP3はCDよりずっと音質が悪いと、まるで鬼の首でも取ったように言う人がいるけど(「こんな細かい違いが分かるなんて、俺って凄いだろ!」)、そもそもパソコンで聞いたりポータブルプレイヤーで屋外へ持ち出したりすれば、他の雑音のほうが大きくて音質劣化など分からないレベルだと思うのだが。ハードディスクの回転音って案外バカにならんぞ。ましてやCD−ROMから聞いてたりすると……

 ……とはいえ、本音ではDVDプレイヤー欲しいんだけどね。でじこのテレビアニメが発売されるけど、なんだか風の噂ではDVDオンリーだとか。……やっぱ買わなきゃダメですか。「ほかほかご飯だにょ〜」の回のオチって気になるんだよなぁ……最終回も見てないし。

 まあ何にせよ、PS2は今から明日に買おうとすることは不可能そうなのでしばらくは静観ですが。どうせそのうち安くなるだろうしね(PSって最初3万円以上してたよね?)。だいいち、PS2でどんなソフトが出るのか知らない(笑)


映画の名文句(3月4日)

 ちょっと前にいった、『スパイラル』って漫画。あの漫画の中に「肋骨の一本を取られた、ブレードチルドレンと呼ばれる子供達」というエピソード(というか設定)があります。これ、なんで肋骨なのかなーって思ってたら、どうもキリスト教のお話らしいですね。

 キリスト教の世界では、神様がアダムの肋骨の一本を取ってイヴを創り出した、という話になっております。多分、中世ではこれを根拠に「女は男に従属するために存在する」などといわれてたのでしょう(現代の視点から見ると、フェミニストさんでなくとも納得いかん言いぐさだがな。まあ、そんな時代もあったということです)。

 で、なんでこんなこと思い出したかというと、『お楽しみはこれからだ』(和田誠/文芸春秋)っていう古今東西映画(ただし邦画は扱わない)の名台詞を集めた本がありまして、その中に『月の輝く夜に』(1987年・原題は“MOONSTRUCK”)からの台詞があったんですよ。

「男はなぜ女を追うの?」
「神様は男の肋骨を取って女を作りました。それを取り返したいんです。男は胸の中の足りないところを持ってる人を求めるんです」

 いやあ、たまにはこんなクサい台詞もいいもんですな。

 やっぱりこの本に限ったことじゃないけど、映画とか小説とかの一番面白い楽しみ方は「それを見て面白いと感じた人に、かいつまんで説明してもらう」ですね。ていうかこれをやってもらった後に実物を見ると、思っていたよりつまらないということが多々ある(笑)


慰労会がなければ最高だ。(3月5日)

 日記猿人投票ボタンの置き方をちょっと考えてみた。ie4以降なら確実に対応だが、相変わらずネスケその他でどんな風に見えるか考えてない(おい……)

 まあそれはそれとして、今日久しぶりに普通の意味で運動しました。今までしていた普通でない運動とは、台の上で矢印に合わせて足をバタバタ動かしてみたり、変に重いマラカスでダンベル体操もどきをしてみたり(こっちは最近してない。地元にないし、あれは一人でやるもんじゃない)。

 そんで今日した普通の運動とは、地区のバレーボール大会。地区の若い衆(田舎な言い方)が集い、酒など飲みつつバレーボールに興じつつ親睦でも深めようというもので、昼をまわると酔っ払いが増えてきてなかなかいい感じだ。いや、酒を飲む人が10人いないのに、ビール一箱にワイン2本、チューハイ1ダースは用意が行き届きすぎだろうキミィ(笑)。
 まあそんなこんなで楽しくバレーボールしまして、明日はきっと筋肉痛さね。

 しかしタイトルにもあるとおり、人の集団とはなぜ何か一つ行事が終わると打ち上げをやりたがるのか。というより、何をやるでもなく公民館に集まってダラダラと酒を飲むという行為を面白く感じるのだろう。なぜそれを面白く感じる人は、それが誰にとっても面白いと決めてかかるのだろう。この辺りのことを、一度詳しく調べてみる必要がある。


クリスマスには、雨。どのシナリオでも(笑)(3月6日)

 『White』、メインキャラは(おそらく)オールクリア。CGも、人として見てはいけないCGと「その他」に1枚残すのみ。多分「その他」の1枚は、おまけシナリオで入るんじゃないかな。よく分かんないけど。まあともあれ、さっさとおまけシナリオをクリアせねば。

 で、ラストクリアの先輩(ちびっ子)シナリオに関しては……いろいろ言いたいことはあるが、語るまい。いや割と面白いけどね。結局、このゲームの全体評価としては「肌ゲーの評論屋さん」風にいうと8+ってとこかな。第一印象からすると、だいぶ評価が落ちてる。和泉とみかなシナリオだけなら9をあげても惜しくないんだが。

 四コマ雑誌の『まんがタイムNatural』っての買ってきました。いや主人公のことを「お兄ちゃん」って呼ぶ水泳部のポニーな元気娘をSM調教したりしないからご安心を(どんな四コマ誌だよ)。で、ともあれ内容はと言いますと……もも子先生が15ページ。素晴らしい。……そっか、もも子先生、高校時代は生徒会長だったのね。うむ、もも子先生に投票する人が過半数越えたとは、まだこの国も捨てたもんじゃないな(笑)


元気いっぱい、前向き女の子。(3月7日)

 『White』クリア。「その他」のCGが一枚出ないけど、おいおい攻略ページでも探すことにしましょう。隠れキャラかな。ラストのスタッフロールに「バート」ってう謎の人名も出てるし。

 さてさて、それはそれとして、私が現在注目している漫画家に「水都あくあ」って人がいます。で、その人の最新作『ミルククラウン(1)』(小学館フラワーコミック)。内容はというと、「まっすぐで元気なだけが取り柄の女の子が、高校の男子寮で住み込みのバイトをする」。……あああ、激しくデジャヴ……そんでもって毎回の見どころとして、乙冬ちゃん(主人公)のコスプレ。現在出ているのが、メイド服・『不思議の国のアリス』風エプロンドレス・魔女。……あのー……対象読者層はどの辺りなんでしょうか……

 この人の漫画って、主人公の女の子が「元気一杯のひたすら前向き、周りを振り回すタイプだけどワガママの使い方を知ってるから嫌味じゃない」という、葩稍さんのツボを刺激してくれる子なので注目中。連載誌で表紙やカラーの常連だから割と人気あるんじゃないかなぁ。男は美形だし、内容はラブコメの王道をちゃんと進んでるしね。

 まあ葩稍さんとしては、主人公がマリア(悠久幻想曲)系だった『恋心幻想曲』(小学館フラワーコミック)が好きなんですけど。


2月22日は千鶴さんの日。(3月8日)

 えー、ひがわり娘用の古いネタ帳(ていうかneta.txtってのがマイドキュメントに転がってる)をひっくり返してみたら、謎の言葉がありました。

「2月22日は千鶴さんの日」

 ……はい? 痕にはキャラクターの誕生日って設定されてないはずだし……?
 などと思って記憶を懸命にサーチしてみると、ああ思い出した思い出した。2月22日は猫の日だったんだ。「にゃんにゃんにゃん」ってことですね。で、千鶴さんだから「にゃんにゃん」ってわけですな(笑)。何の連想だか分からない人は、分からないままでいいです(おい)。

 で、これ見て思い出したのが……もはやHのことを「ニャンニャン」って言う人ってどこ探してもいないよな。俺が子供の頃、アダルト向け雑誌とか深夜番組では頻繁に使われていた言い回しなんだが。嗚呼、昭和は遠くになりにけり。


文体改善計画。(3月9日)

 『彼氏彼女の事情(9)』(津田雅美/白泉社花とゆめコミックス)という漫画を読んだ。これは過去にアニメ化もされたラブコメ作品であるが、7巻からはシリアス中心の展開となっている。まあ、よくある手法だ。まず笑わせて、そして分かりやすいストーリーでキャラクターを立て、しかるのちに伏線を回収して物語を創っていく。とはいえ、まずラブコメで名をあげてそこで読者をつかんだこの作品だけに、現在のシリアス展開でファンを減らしたとも聞く。すなわち「私の読みたいのはシリアスなんかじゃない、お約束ラブコメだ」。

 それも分かる話だ。私自身、路線変更によってファンであることをやめた漫画はいくつかある。『ラブひな』しかり『守護月天』しかり。もともとシリアスの技量を持たない作者がシリアスに入ったときに、起こりがちな現象だ。

 不思議な話だが、シリアスからギャグにシフトしたことによって面白くなくなった物語は、寡聞にして聞かない(もっとも、シリアスからギャグにシフトした物語は存在自体するかどうか怪しいのだが)。

 さて話は『彼氏彼女の事情』に戻る。この話は現在、ラブコメと呼べる状態ではない。はっきりと青春物語だ。ヒロインの子が、演劇をするという経験を通じて自己の世界を広げていく――恋愛の立ち入る隙はない。登場人物それぞれの内面が充足することを目指して話が進む――そこには愛の言葉などない。

 もともと「恋愛物語クソ食らえ」的嗜好を持っている私には、まさに望むところだ。

 さて私はこの作品のアニメを、第1話しか見ていない。しかし、見た人の話から大体のところは知っている。シリアスの予感だけを残し、伏線の張り捨てで終わっているらしい。だから、アニメでだけ『彼氏彼女の事情』を知っている人にこう言いたい。「その話には続きがある。キャラクターに愛着がわいたのならば、読んでおく価値はある」

 そしてこの漫画この巻において何より重要なのは、芝姫つばさ嬢。わがままハリケーンでフリルひらひらの服がよく似合う、外観10歳ぐらいにしか見えない高校生。この巻は(初登場巻を別として)つばさ嬢の出番が異様に多い。素晴らしい。その一点だけでこの漫画を読む価値はあるのではないだろうか?


岐阜問題。(3月10日)

 まあ本気で詳しいことを知りたければ、yahoo!辺りから調べるのが早いだろう。だからここでは、私の雑感などをば。

 まずそもそもGIF問題を大雑把に言うと、GIF形式の圧縮法は我々に著作権がある、とUnisysなる会社が権利を主張し始めた。これが全ての発端。確かにGIF圧縮に使われているロジックは、Unisysが特許を取っているものだそうだ。だから、GIFを使うツールやシステムなどは我々Unisysに対して特許料を支払うべきだ。これがUnisys社の言い分。

 さてここからは私の主張。
 確かに圧縮に使われるロジックやそのノウハウなどは特許に値するものであろうし、実際取っているのだからそれを使っている人に対価を求めるのは筋の通った話だ。

 しかしここで問題になるのは、なぜ今になってからそんなことを言い出すのか、ということ。 彼らの主張通りに、圧縮技術という高度なロジックが無料という考えの方こそが間違っている、というのならば、なぜ今まで無料だったのだ?

 アメリカでこんな話がある。

 あるガソリンスタンドが、採算を度外視した安さでガソリンを売り、周りのガソリンスタンドを次々閉店に追い込んだ。そして周りに一軒のガソリンスタンドもなくなったら、その店は手のひらを返して通常よりも高い値段でガソリンを売りだした。

 おなじみ、独禁法の正当性を主張するときに持ち出されるお話だが、これと今回の話はどう違うのだろう? 本来の価値を無視して価格設定し、ライバルがいなくなったところではじめて本来(と彼らが主張する)価格を要求する。これは不当廉売に当たらないのだろうか?

 ところでGIF形式の偉いところは、256色までというリミッター付きで圧縮率が高い、というところにある。……今思ったのだが、IEとネスケが.mag形式の画像を表示できるようになれば全て解決するのではないのだろうか? あれも256色用の圧縮技術だ。


『と箱』は略しすぎだと思う。(3月11日)

 きっとそう略す人は、『とらいあんぐるハート』のとこを『とト』と略すのだろう。そうでないと理屈が合わない。ともあれそれはどうでもいい、『とらいあんぐるハートラブラブおもちゃ箱』略して『とらハ箱』を入手。

 まだほとんど遊んでいないが、とりあえず壁紙集とシステムボイスをチェックしてみた。壁紙の方はまあそれなりにそれなりといった程度(しかし知佳ぼーのファンにはきっと喜んでもらえるだろう。遅刻しそうな知佳ぼー! みなみと裸でひっついている姿!)だが、システムボイスがなかなかいい味だ。中でもこの辺りの人が喜びそうな留守電メッセージ(綺堂さくら編)
「今夜は月が綺麗なので、外に出ています。ご用の方はベランダに出て、私の名前を呼んでください」。
実にいい。

 あとミニシナリオでは、耕介の外観が明らかになっていたり(予想に違わず優男だ)、御架月にも声が当てられていたり(やはりやんちゃ坊主だ)。まだ最後まで読んでいないが、きっと「何となく楽しい日常」を感じさせてくれることだろう。なぜならそれが『とらハ』の味なのだから。


鯉の病は。(3月12日)

 「萌える」という言葉がある。私自身はほとんど使わない言い回しだが、ギャルゲーやアニメファン方面ではよく使われている言葉だ。このページに来るような人なら一度ならず耳にしているだろうし、実際に使っている人も多いだろう。確かにこの単語を悪く言う人も少なからずいるが、まあネット地方の方言だ、嫌う人には嫌わせておけばいい(ところで、「萌える」という言葉を悪く言う人の論として「その言葉が具体的にどういう状態を指すのか、分からない人に分かるよう説明してみろ」というものがあった。ならば彼には「笑う」という言葉を説明していただきたい。笑ったことがない人にも分かるように)。

 さて、明らかにその言葉を視野に入れたタイトルを持つ肌ゲー『Moe〜萌黄色の町』。久しぶりに(といっても『SPARK!』以来だが)10点以外の点が付けられないゲームだ。恐ろしく良いテンポ、お気楽に笑えるストーリー(この点に限定すればONEに匹敵する)、異様に多い立ちキャラの表情バリエーション。そして(まだ2人しかクリアしていないが)最後にちょっとホロリと来るシナリオ。やったあと「ああ面白かった」と素直に言えるゲームだ。もうちょっと長ければよかったのだが(感覚的には『終末の過ごし方』より短い)。

 しかしこのゲーム、登場ヒロインが「幼なじみ」「病弱」「恥ずかしがり屋」「お色気担当の保健医」「猫」「記憶喪失の家出少女」……まあいいではないか、設定にオリジナリティが無くてはいけないという物でもあるまい。
 ちなみに私が一番お気に入りなのは、「記憶喪失の家出少女(まみ)」である。ぶかぶかのパーカーを着て(無論、袖口から指先がちょこん、と出ている。基本だ)異様に多い髪の毛を太い三つ編みふたつにしている、外観年齢が小学校高学年。台詞に平仮名が多い。何もないところでよく転ぶ。両腕をぶんぶん振り回し「まみは子供じゃないの〜」などと繰り返す。夜に寝るときには牛柄パジャマ(カウベルつき)。どうですか皆さん。

 予想される返答:「どうですかって言われても」

 そして「猫」も半端でなく気に入っているが、それを言い出すと「幼なじみ」「病弱」「お色気担当」もかなり好きだ。
 上の文章に対し「一人足りないぞ」というツッコミは禁じ手であり、テクニカルファウルと共に相手側へフリースロー3本が与えられるので、くれぐれも注意しておくように。


意外に胸が大きい。悲しむ人も多いだろう。(3月13日)

 もちろん、まみは外観からでは小学生高学年ぐらいにしか見えないといっても、実際には主人公と同い年、高校2年生だ。いわゆる児ポ禁対策だろう。……というわけで昨日の続き、『Moe』の話。

 やっと本命のまみをクリア。途中、どうしてもフラグが立たなくて何度もやり直す羽目になってしまい、「ぬう、謎の組織が何らかの理由で何かをしているのだろうか?」などと疑心暗鬼に陥るも、何とかクリア。やはり笑顔で終われるゲームというのはいいものだ。その方が好きだ。私にとっていいゲームは、全て笑顔で終わってくれている。

 『終末の過ごし方』も、もちろん笑顔で終わるゲームだ。

 まあ、バッドエンドの方が出来のいい『雫』のことはこの際忘れよう。

 さて話は『Moe』に戻る。現在、「猫」「病弱無人」「天然系家出少女」の3人をクリア。そしてどうやら隠れキャラ2人がいるらしく、よって残りは5人。
 この時点で私の中のキャラ好感度ランキングは猫≧天然系家出少女>病弱無人>幼なじみ>恥ずかしがり屋>お色気担当となっている。おそらくお色気担当に逆転の機会は訪れないだろう、確かにこれはこれでいいお姉さんなのだが。なのだが。なのだが……(フェードアウト)


W−DAY。(3月14日)

 無理にボケるのは止めようではないか。本日はホワイトデー。バレンタインにチョコをもらった人がお礼として様々な物をプレゼントする日である。
 もちろん、私には無縁だ(縁なぞいらんと言っても負け惜しみに取られるだろうから言わないでおこう)。いや姉に苺を贈ったが、その程度。

 ところでホワイトデー、私が中学生の頃(なんと、そのころは昭和という年号が使われていた! 若い読者の方はそんな時代があったということをご存じだろうか?)は男から贈るのはマシュマロだ、いや飴だ、いやいやマシュマロだと嫌いだというサインで云々、様々な暗号があったらしいが、今ではどうなっているのだろう? そして今でも、部長からOLに贈られるのは変に物がいい下着だというお約束も残っているのだろうか? 疑問は尽きない。

 そして、ギャルゲーの世界でホワイトデーを扱ったものは意外なほど少ない。元祖である、めきリアルぐらいか。そういえば、漫画方面でも案外見かけない。OLものの漫画で、上司から下着を贈られて云々というネタでしか使われてない気がする。

 なぜだろう。

 『まりこの恋人(1)』(吉田美紀子/竹書房)という四コマ漫画がある(みんな購入の上、読むように!)。そのなかに一つの仮説があった。
気持ち悪いからじゃない?
なるほど。告白やプレゼントをするのでワクワクうきうきと盛り上がるのは、女性だけの特権というわけだ。そして貰えないのではないかとオロオロそわそわするのも、男性だけに課せられた試練というものだろう。

 つまり、こういうことだ。
試練だ、耐えられよ主殿」(『まもって守護月天!』より)


画面はプリティーサミーらしい。(3月15日)

 どうやら、自分でも気がつかないうちに肌ゲーの評論屋さんにとらハ2をアップしていたようだ。しかも書きかけのものを(10点の3人だけ)。今さら消す気にもならないので、まあ興味のある方は読んでいただきたい。近日中に残りもアップせねば。とはいえ、みなみのストーリーなどもはや忘却の彼方。やはりsio2txt2という謎のツールを使用するべきなのだろうか。

 さて話は変わるのだが、数年前にダウンタウンが歌っていた『エキセントリック少年ボウィ』という歌を覚えているだろうか。それの替え歌を入手した、その名も『エキセントリック商人ゲイツ』。そう、ビル・ゲイツだ。

 原曲を大急ぎで思い出していただきたい。
「敵か味方か、カウボーイ」→「敵か味方か、S.ジョブズ」
「ただれた仲間だ、人畜無害の人材」→「ただれたドライバ、全然無意味のpatch」
 素晴らしい。もっとも大急ぎでつけ足すと、マイクロソフト社のパッチも全くの無意味というわけではない。ただ新たな不具合が発生するという、取るに足らない些細な問題を抱えているだけだ。

 ところで
「親父の顔は、二度とみたくない」→「sunのJDKは、二度と見たくない」
何があったのだろう。


ひがわり娘検索

AND OR
ひがわり娘indexアイコン
トップに戻るアイコン