ひがわり娘

2002年2月16日〜2月28日


『かなちゃんの完全吸血マニュアル』はいいゲームだった。(2月16日)

 セグエラボラトリー、というソフトハウスがあります。公式HPはこっちね。
 ……いやなんつうか、『はじめてのおるすばん』どころの騒ぎじゃないって、これ。ソフ倫は何をやってるんだろう。いや別に(こーゆー事に関しては)何もしなくてもいいけどさ。

 『かなちゃんの完全吸血マニュアル』、実にいいゲームでした。もう年齢がどうとかソフ倫がどうとか、そんなこと疑問に思う方が野暮というこの絵柄。そして無駄な選択肢を極力なくした、ただただ香奈ちゃんがお姉さん(名前覚えてないし)が可愛いということだけを主張したこのゲーム。今風にいうと萌え至上主義とかそんな感じですか。
 そしてそして、堂々と「初潮前」と言い切っているこの設定。いいのか。それは当時でもよかったのか。
 そんな設定が一部の人に大ヒットしたらしく、ほぼ同時期のビッグタイトル『ホワイトアルバム』よりも購入者が多かった(私の周辺では)このゲーム。……久しぶりにやりたくなったが、あのCDはどこへしまいこんだのだろう。まあ2回やれるゲームじゃないしなぁ。でもそこら辺は『はじめてのおるすばん』だって『AIR』だって同じでしょう? 今の肌ゲーで再読性の高いゲームってある? だから『かなちゃんの完全吸血マニュアル』もそれでいいんです。いいったらいいんです。いいの! ちょっとあなたは黙っててください!

 とまあそんなゲームを出したセグエラボラトリー。そこのページが久しぶりに更新されてました。そうですか、会社はご存命でしたか。……だったら、まだ買ってなかった『森のにゃんこ』買おうかなぁ。原画が森永みるくさんだから一時期チェックしてたんだけど、なんとなく忘れてそれっきりだったゲーム。えーと森永みるくさんってのは、セーラームーンの同人誌で思いっきり有名だった人。相変わらず馬鹿ゲーっぽくて面白そうだし。しかも続編を作ってるとかいうし。そんな人気あったのか。


や、そこまで忙しくはないんですよ。(2月18日)

 最近目が回るほど忙しいせいなのか、職場の先輩が壊れかけ。最近の口癖はこんな感じ。

「ああこれね、これって納期あさってになるはずだから、今晩中にやっておいてくれると超かっこいい

 大丈夫なのかな、この職場。

……って思われてるんだろうなぁ、やっぱ。


デジカメがあったら写真アップするんだけどさ。(2月20日)

 あのさ、『ベルせんせいのトゥルトゥルBOX』RUNEってゲーム。俺は限定版買ったから、パッケージが木箱だったんだよね。それが冬の乾燥のせいか、ふたが反り曲がっちゃってきちんと閉まらないんですよ。四辺中、どこか一辺が浮いちゃうの。無理やり閉めたら、メリッて音がしてうまくはまったはいいものの、今度はそのふたが開かない。無理やり開けたら多分壊れる。
 ……木って、こんな乾燥に弱いもんだったっけ? だって木材だよ? それ使って家とか建てちゃうんだよ? 俺の記憶が確かなら、いい木材を使って建てられた建物はそれこそ聖徳太子の時代のものだって崩れず残ってるんだよ? なのになのに、この箱はなんですか。こんな木材で家を建てたら、一冬越すころには家中隙間風だらけで大変ですよ? それどころか家の形を保ってるかどうかも怪しい。
 それともあれか、木材ってのは外形がいくら曲がってもその歪みを吸収しちゃうところが偉い材料だったっけ? でも吸収してるようには見えないよぉ。

 ま、なんにせよそれは「いい木材」の話だ。樹齢ウン百年の樫とかそんな木材。そんなに良い木材を肌ゲーのパッケージに使うのかというと……使わんだろうなぁ。正確には「使えない」。だって定価5800円ですよ? そんなのにいい木材を使ったら、それだけで赤字必至。まあ赤字覚悟で商売抜きのファンサービスというのがあってもいいかもしれないけど。RUNEは日ごろあこぎな商売してるんだから、それぐらい還元してもバチは当たらないと思うぞ。

 ……で、だ。こうやって個人が買ったのはまだいいんだよ。問題は、店頭にまだ並んでるこのゲーム。大丈夫なのかなぁ。ビニールのパッケージなんか軽く突き破るぐらい反ってるんですけど。下手すりゃ開かないと思う。うちのも開かないさ。たしか中にはユーザー登録はがきが入っていたはずなんですが。


ナナっちが好き。たぶん。(2月21日)

 『7人のナナ』なるアニメ番組を見る。まあ、なんだ、自己の一側面を大写しにされた姿を見ることによって、自身の長所短所を自覚し、人間的成長を遂げるというサイコドラマを描いた物語……ってことじゃないのね。この辺のページなんかが詳しそう。

 でもさ、これってもともと一人の人間が分裂して他の6人が生まれたわけでしょ。だったら、本来のオリジナル・ナナが持っていない性質というものは発現しないと考えてもバチは当たらんでしょう。すなわちオリジナル・ナナという人物は、彼女たちの性格すべてを持ちあわせている人物なわけですよ。すなわち時には優しく、怒りっぽく、泣き虫だけど冷静なのんびり屋さん(霊感あり)、というキャラクターなわけでして。どんな人間だ。
 ……ま、あれだ。すべての色の絵の具を混ぜると、真っ黒になってどの色を混ぜたかなんて分からなくなっちゃうもんね。人間の性格もまたしかり。葩稍さんだって、心の奥底にはツルゲーネフの詩集を読んで涙するという側面が隠れてるんですよ? クールなJ-HIPHOPがテーマソングのノリノリでファンキーな人格とか、雨に濡れた子犬に傘を貸してあげるところをクラスの女の子に見られてフラグが立っちゃうような人格とか、ウィンタースポーツなんでもこいのスポーツマンな人格とか。一部本当(一部かよ)。

 P.S.ところでナナっちの声優さんである浅木舞さん、お仕事履歴を見るとなかなか興味深い言葉が。
【ナレーション】ねるとん紅鯨団
 あー……オープニングであのこっぱずかしいポエム読んでた人かな。懐かしいな、おい。


スキー大すきー・リベンジ(2月25日)

 えーとですね、スキー行ってきたんですよ。土日使って。関西から遠路はるばるやってきた友人連中と一緒に。……えーと、詳しい話は一昨年去年のスキー話を読んでもらってからにしましょうか。
 とりあえず、このふたつの事実はおさえておいていただきたい。「スキー最大の敵は『人ごみ』である」「初心者はダウンヒルコースへ行くな」
 そして新たな項目として、以下のふたつを付け加えていただきたい。「穴場のスキー場ならいいってものじゃない」「ゲレンデ中で自分たちが一番下手という事実そして自覚は、ものすごく有用なものである」
 詳しくはまた明日。

 ……てだけじゃちょっと申し訳ないから、関係ない小ネタをひとつ。ネコミミ→

つか、もう6時だよ。朝の。


えとえと、(2月27日)

 スキーの話どころの騒ぎじゃないよ、おにいちゃん(誰だよ)
 いや、「えとえと」って書いてしまうと、その後ろに「〜だよ、おにいちゃん」とつけなければ気が済まんのですよ。何のことだか分からない人は非国民でいいです。

 まあそれはともあれ、大事件大事件! 志保ちゃんニュース!(やめい)車が壊れた! 言い換えると和泉がお亡くなりになられたってことよ!
 えーと、俺の乗ってる車がポンコツだって話はしたっけ? サイドブレーキを上げるとき、普通の車だったら「カチカチカチッ」って感じに何回も音がするけど、この車は一番上まで上げたときに一回「カチッ」って鳴るだけだとか、クラッチは一番下まで踏み込まないと何の意味もないとか(半クラッチ? 聞いたことありませんが、それはプロレーサーが使う裏技かなんかですか?)。そんな感じのポンコツだから和泉。今は「ひより」って言うべきなのかもしれない。

 ま、それはともかく和泉の死因は、クラッチ。ギアかも。詳しいところはよく分かりませんが、クラッチを踏んでもギアが入らない。これが走ってる途中に突然起こったから大騒ぎですよあなた。最初何が起こったか把握できなかったというか、よく事故起こさなかったな俺というか、そんな道のど真ん中で止まってどうするんだよ車というか。
 修理屋さんに見てもらったところ、エンジンをはずして修理だとかなんだかで7万円ほどかかる大手術になるとか。いやそれだけなら直してもいいんだけど、問題は車検が6月に迫ってるという事実。直してすぐに車検? だったら安い中古車探して乗り換えた方がむしろ安上がりだろう、ということですわ。ええ、和泉を散々好き勝手に使っておいて、いざとなったらポイですわ。

 ……でもさ、和泉なんだから最後はこんな感じの静かな死が似合いますね。峠から落ちたとかトラックに追突されたとかそんな壮絶な死はちょっと似合わない。今まで文句のひとつも言わずに無理して頑張ってきてくれた和泉が、限界が着て突然ばたりと倒れたって雰囲気でしょうか。迷惑(……ヲイ……)
 しかしさ、最後に止まった地点から会社の駐車場まで車を押して行ったんですよね。これが軽自動車だから想像以上に軽くて。老衰で死んだおじいちゃんの体が想像以上に軽くてびっくりとか、そんな話と一緒なのかも。

 などとちょっとセンチな気分になっているのですが、なんにせよ車は必要なのでまた中古で車探しましょう。車検2年つきの車をどうか3万円ぐらいでひとつ(人を轢いた車か?)


スキーはどうなった。(2月27日・その2)

 最近、テキストサイト界には「アクセスカウンタをあえてつけないのがCool」という一派が存在するらしい。おそらくアクセス数至上主義への反動だと思うのだが……どうしてそう極端から極端に走るよ。


だからスキーはどうなった。(2月28日)

 4/26に『はじめてのおいしゃさん』ZERO発売。『はじめてのおるすばん』に続く『はじめてシリーズ』シリーズってことらしい。ロゴの描き方一緒、原画さんたぶん一緒、キャラクターの特徴づけ一緒、ゲームのノリも多分一緒。「はじめてシリーズ」は伝統芸能かなんかですか? こんなとこまで一緒だし。
【サイズ】
 身長:ひくい(132cm)
 体重:かるい(27kg)
 B :ぺったんこ(63cm)
 W :ほそい(52cm)
 H :うすい(67cm)

もちろん登場人物はみんな18歳以上だよ、おにいちゃん。

 しかしゲームのストーリーがあるのですがね、

ゆうなちゃん と まいなちゃん は双子の女の子。
ふたりとも近所で、開業医をしている“おにいちゃん”(主人公)のことが大好き。
ふたりは今まで病気ひとつしたことがない、ホントに元気な体です。
ところが、ある日突然、ゆうなちゃんとまいなちゃんは
診察を受けに来るようになりました。
お医者さんであるおにいちゃんは
色んな方法でふたりを診察してあげます。
ちょっとエッチなイタズラをしながら……。

ふたりを入院させると楽しみがもっと増えますよ♪

「ある日突然、診察を受けに来るようになりました」ってあの……「そしてふたりを入院させると楽しみがもっと増えますよ♪」って……入院しなきゃいけないようなことをしろってことかな? 初めてのときに血がどばどば出てきて大変だったから、それを理由に入院させるとか(ばか)、それともゲームのオープニング画面には「このゲームには、暴力描写を含む残酷表現が含まれています」なんて但し書きがあるとか。……その場合も、やっぱりまいなちゃんが元気な声で「えっとね、このゲームには暴力描写が含まれてるけど、絶対に真似したらだめだよ、お兄ちゃん」なんて言ってくるわけかな。明るくライト感覚な暴行ゲーム。
 そしてお医者さんものだから、エンディングは勿論まいなちゃんの死。ラスト5パーセントぐらいで突然泣きゲーになっちゃうの。多分面白い。

 つか、4/26はリーフの新作『うたわれるもの』とか例の『ONE2』とか、『君の望む永遠』で名を上げたageの新作『マブラヴ』なんかがぶつかって激戦区の日なんだがなぁ。ただでさえ連休前最後の発売日&給料直後でタイトルが重なる日だってのに。そこにはじいしゃ参入ですか。秋葉原では何が起こるのでしょうか。『うたわれるもの』があるから多分0時発売するだろうけど、そこではじいしゃばかりが売れていったらちょっと面白い。ていうかそもそも『うたわれるもの』って『痕・前世編』にしか見えないのですが。(禁句)

 しかしこうなると、今にZEROが鬼畜メーカーだってことを知らない人が出てきそうでちょっと面白い。「へー、ZEROって昔はロリメーカーじゃなかったんだ」なんて言いだすわけですよ。昔からのファンは泣くね、きっと。
類似発言:
「へー、ぢたま某ってエロマンガなんて描いてたんだ」
「こみパってパソコンでも出てるの?」
「田中芳樹のスペースオペラかぁ。いろんなことやってたんだね」


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