ひがわり娘

2001年9月16日〜9月30日


もうアメリカのテロの話をするのは時代遅れらしいですね。(9月17日)

 日記サイトの話題って移り変わりが激しいなぁ。でもね、中東の方でお祭り騒ぎだっていうCNNの映像がマスゴミの捏造だってことだけは知っておいた方がいいですよ。ちくしょう、俺もすっかり騙されたよ。考えてみると、なぜあのピースサインを出した人にインタビューをしなかった? 現地に行ってひとつも市民の声を拾ってこないだなんて、本当だとしたらリポーター失格だろ。

 さて時代遅れの化石な話はここら辺にして、本日の話題。
 土塚理弘って漫画家がいます。過去ひがわり娘でネタにしたことあったな、今年の4/20。……といってもやっぱり全く内容に触れてないですなぁ。でもだってギャグ漫画なんだもん。ギャグ漫画を説明するのって大変な上につまんないんだもん。だからやらなくていい。(←ツッコミポイント)
 ともあれ土塚理弘。ギャグ漫画家さんでして、なんとびっくりこのたび週刊ジャンプで読み切りを描きました。みなさん読んでおきましょう。タイトルは『文化祭前日』(だったと思う)。

 ガンガンの看板作家(いつの間にか)が週刊ジャンプに。これは出世と言っていいでしょう。そしてそんな晴れの舞台ですから、おそらく作家さんの持ち味を活かしつつ全力を出した漫画が……………………あれ?
 土塚理弘っぽくないです、この漫画。たしかに日頃描いている漫画をそのまま出すと「マサルさんみたい」で片付いてしまう可能性もあるのですが、それでもやはりあの迫力と思いっきり声を張り上げるツッコミがあってこその土塚理弘だと思うのですが。

 いや、面白いとは思うんですがね、やっぱり土塚理弘はあの無駄な大迫力があってこそじゃないかと思うのですよ。ええ、日頃ガンガンで描いている漫画はものすごい迫力ありますよ。集中線・効果線の使いすぎでアシスタントをやった人の肘が壊れたってぐらいの迫力。……肘が壊れるって漫画家の症例かよ。

 で、そんな土塚理弘。9/21にエニックスから『清村くんと杉小路くんと』の2巻が出ます。よろしかったらどうぞ。なんでも描き下ろしがあるとか。


ザ・カンニングIQ=0(9月19日)

 そんなタイトルの映画が大昔にありまして……ほんと、あれって何年前だったっけ?

 もちろん、IQというのは単純に頭の良さを示す尺度ではありません。じゃあ何を示すのかというとこれがまた諸説紛々なんですが、個人的には「頭の回転の速さ、および容量」を示すと考えています。特に頭の回転の速さって側面が大きいのかな。
 というのもですね、このIQってのは本来なら平均が100になるように作られているものですが、テレビでクイズ番組が数多く放送されていた時代には誰もが即問即答に慣れてしまったため、IQの平均値が120ぐらいになったとか。

 ところでそもそもIQって何のために作られたかというと、学校教育をするときに生徒にどのような指導をするべきなのかの指針として作られたんですよね。それがアメリカ海軍の入隊テストのふるいわけで使われた辺りから、単なる頭の良さをはかる数値というとらえ方をされてしまいまして。んー、本当はそんな単純な数値じゃないんだけどなぁ。

 ま、それを踏まえまして。オンラインIQ測定というページがあります。さてやってみましょう。

 ……むーずーかーしーよぉ〜!

 ていうかさ、設問がものすごく曖昧で困る。「次のうち、他4つと一番形が違うのはどれでしょう?」あのさあ、日常生活でそんな質問をしたら「もっと分かるように質問しろ」って怒られるぞ、そんな言い方じゃ。
 よろしですか、相手に何かを質問するときには、何を質問したいのか、相手にも理解しやすいように要点を簡潔にまとめてから質問せねばならないのです。なのになんですかこの設問は。ダメ。作り直して出直してください。

 などと怒りと釈然としない気持ちを抱えたまま、最後まで解きましたとも。ええ解きましたともさ。とりあえずこーゆーゲームみたいなやつだと葩稍さんは強いようでして、見事5問全てで140以上を叩き出しました。ヒャッホー! これで俺はいつでもステイツの海軍に入隊することが……したくないけどな。

 ま、そんな感じのIQテストなんですが。このページでIQを測定してみて気づいたんですけど、IQって年齢は影響しないのか? どこにも記入する欄がなかったけど。……IQ=精神年齢÷肉体年齢×100だった気がするんだが……


レミーが好き。大好き。(9月22日)

 部屋の掃除完了。これでやっとストーブが出せると喜んでいる葩稍あづさです。いやまだ出しませんが、さすがに扇風機などは引っ込めた次第。なんでここ数日で急に寒くなるかなぁ。

 さてそれはそれ、昨日と今日は『いちご打!』(Witch)というゲームをやってました。要するにタイピングソフトです。練習用というよりゲーム。もっと言えば、このメーカーの前作『Milkyway』をやった人大喜びのアミューズメントソフト。なんたって前作で妙に人気のあったらしいヒロインやイベントCGが一枚あったきりのキャラクターたちがそれぞれ主役となって適当にストーリーを進展させて、というそんなゲーム。

 しかしまあ、タイピングなんですがね。タイピングの単語がそれぞれのキャラクターにちなんだ単語らしく、おそらく前作やった人ならニヤリとするだろう単語の連発。たとえば「実は淋しがり屋」とか「青い空、白い雲、そしてビール」などなど。もしかしたらこのゲームをやり込めば前作をやる必要ないんじゃないかと思ってしまうほど、そーゆー言葉だらけです。
 たとえば、どうやらこういうキャラがいるらしいです。「普段は銀行の窓口担当で、ファミレスのウェイトレスをバイトで掛け持ちしている。銀行の就業時間でダッシュして帰るらしい」……いえ、いいんですが、世の銀行員が見たら何を思うでしょうか。

 ともあれ、そんなタイピングソフト。タイピングソフトの常として、日頃使わない言葉が出てくると非常に難易度が上がります。たとえば「そんな〜ひどいですよ〜」なんて出てくるとしますわな。私は基本的に「〜」という字を使わないんで、それが出てくるとかなり時間がかかってしまう。あと微妙に自分の文体と違うと、それも詰まる。そして「ちゃらり〜らり、ちゃらりらりり〜」(たぶん、チャルメラの擬音)なんて出てくると打てるかボケェ! などと言いたくなってしまうわけです。

 そんな中で、現在ラスボスで苦戦しています。彼女が繰り出してくる言葉はヨーロッパ方面の神話関係。ご存知ですか? 「黙示録」は「もくしろく」って読むんですよ。「もくじろく」じゃないようです。ずっと勘違いして覚えていたさ。それとか「ショーペンハウエル」だとかあっちの人の名前なんて日頃打たないしぃ。それで時間制限が厳しいから、どうもクリアできるような気がしません。はぅ。
 しかし問題は、その一つ前のキャラ。日本神話の単語を繰り出してきました。「須佐之男命」「天照大御神」……あのさぁ……いやふりがな振ってあるから読めますけどね。

 そんなこんなで結構はまってるこのゲーム、一押しキャラはやはり東条恋水嬢でしょう。えーと、お嬢様育ちのワガママハリケーン娘。だけど実は淋しがり屋の恐がりさん。今回の『いちご打!』では主役と言っていいんじゃないかなぁ。あとアンダー80組の妹キャラもいるらしいが、まあそれはそれで。
 ……もしかしたら『Milkyway』始めるかも。『リトルモニカ物語』が買えなかったしぃ。買えなかったしぃ。


今月号のガンガンと電撃大王ネタ。(9月23日)

 まずガンガン。

 んで電撃大王。


小粋なジョーク(9月24日)

 連休も終わりまして、ただいま高速道路では渋滞のまっただ中です。なんでも甲府からどこぞかのトンネルまで35キロの渋滞だとか。35キロとひとくちに言いますが、これはかなりのものですよ? だってカナ坊より重いんですから。

 ……ごめん。


チェーンメールもらったよ。(9月24日・その2)

 やっぱあれだけじゃあんまりだからもうひとつ書きます。

 チェーンメールもらいました。内容はここ参照。長いぞ。

 ……いやたしかに「 「手記」はできるだけ広範囲の方々に読んでもらいたい、ということですので、他の方に紹介してくださってけっこうです。」って書いてあるわな。でもだからといってチェーンメールにする奴があるかよ。

 でもなぁ、俺はこの手の話を見るたびに思うんだけど、もちろん民間人が死ぬのは悲劇だと思う。でも「戦争は兵士だけが死ぬんじゃない、民間人だって死ぬんだ」って言いぐさはどうなの? 兵士は死んでいいの? もしかしたらそういうことを言う人たちって、兵士は誰もが自分からすすんで志願した、殺し合いが大好きな人間だと思ってるんじゃないのか?
 もちろん、探せばそういう殺し合いが大好きな兵士だっているだろうと思う。でもそれをいうならば、民間人の中にも戦争犯罪者やその身内で、そのことを恥ずかしげもなく自慢していた人だっていることでしょう。
 平和を祈るのならば、あらゆる人命が平等だという前提を――青臭い論理を忘れないようにしないといけないんですよ。

 スピーチの後で、ひとりの女性が私に言った。「誰の上にも絶対に爆弾を落とすべきではないと思います」
 私は答えた。「それ以上にはっきりしたことはありません」
『死よりも悪い運命』(カート・ヴォネガット)より

神様っているね。絶対いる。(経験談)(9月25日)

 その時私が思いだしたのはMTGのカード[主の存在]。たしかフレーバーテキストは「全ての者に平和を。平和こそすべてなり。――大ホールの床に刻まれた言葉」だったかな。
 とにかく神様はいる。絶対にいる。

 だって俺にあきらめかけてた『リトルモニカ物語』(RUNE)を与えてくれたんだから。電器屋の片隅にひっそりと置かれていた『リトルモニカ物語』。ああ、あきらめずに求め続ければ、天におられまする御方は私のことを見いだしてくれるのですね。ええ、主のご意向に背かぬよう、さっそくプレイさせていただきます。だから更新はパスね。にゃはは。

 あ、そうそう、RUNE名物説明書は、タブロイトゴシップ誌“The Little Monica Times”でした。一面トップ記事は「恐竜の国発見!」そんな新聞。……説明書見てるだけで面白いゲームってのもすごい話だな。


秋の改変期は雑誌にもあるのでせうか。(9月26日)

 連載している漫画が13本。うち、今月号で「第一部完」など何らかの形で終わったのが5本。しかも一本は下描き状態の線画が載った。ていうか終わった5本中、打ち切りに「見えない」のは1本だけ。
 ……何が起こったガンガンWING。箱田真紀と淺野りんは看板作家じゃなかったのか。

 でもその打ち切りに見えない一本であるところの『ナイトメア・チルドレン』(藤野もやむ)が。……あああ、もう頭の中がまとまらない。思ったままのことを書こうとすれば「はぅあう〜、そんなの悲しすぎる辛すぎる可哀相すぎるよカカオ〜」などと錯乱状態になってしまう始末。いや、たしかに藤野もやむという作家は平気でこういうエンドマークを描いてしまう人であります。描ける作家です。そしてそこが味なのでしょう。でも、だからといって散々感情移入させたキャラひとりに不幸を押しつけて残りの人物のハッピーエンド、そしてその不幸を押しつけられたキャラもそれを悔いてないってのは……あああ、へこむよなぁ。

 でもま、そのぶん『スパイラル・アライヴ』で笑ったからよしとしますか。ええ、立ち読みでもしておきましょう。今月号のこれは、予備知識が全くいりませんから。
「えーと、気持ちはほんと嬉しいんだけどさ、やっぱりつきあえないんだ」
「どっ、どうして! あたしがサルみたいだからっ?! サルは霊長類なのにっ!」
どんな錯乱だ伊万里。


BSFは舞台のひとつが娼館なのに。(9月27日)

 葩稍さんが現在やっている肌ゲーは『リトルモニカ物語』(RUNE)と『BITTER SWEET FOOLS』(minori)です。『Milky Way』(Witch)はとりあえず脇に置いておきまして、ともあれこの二本のゲームに共通することは……あ、いやそこ! CGを一目見れば分かるぞ品乳揃いだなあオイとかそういう特長のことはひとまずおいておいて! いやもちろん買ったきっかけの一端はたしかにそこににありますが。品乳ブラボーというのはまさしくこの世の理、あの慎ましく控えめな体躯こそが我々のDNAに刻まれた母なる記憶なのではないでしょうかみなさんそうは思いませんか、もっと我々の内部から沸き上がる声に耳を傾けるべきではないでしょうかゼエゼエハァハァ。

 ……だからね、俺はもうちょっと他の話をしたいんであってね。仕方ないから品乳の話は鋼鉄の意志で自粛することとしましょう。

 ともあれ、リトルモニカとBSF。この2本の共通点は「短い章立てでいくつものエピソードを用意し、それの積み重ねで物語を見せている」こと。まあ要するに、たとえばONEとかKanonだとストーリーに区切りがないじゃないですか。それが、この2本の場合だと明確な区切りがある。
 BSFは全20話の物語で、リトルモニカはどうやら全6話らしいです。
 この方式の利点は、なんといっても気軽にプレイができること。大作だと言われているおかげで、プレイする時間に恵まれずに干されているゲームのなんと多いことか。それがこのゲームだと「ああ今日はもう遅いけど、BSF一話ぐらいならやる時間ありそうだな」なんて感じで気軽に始められる。

 ……無茶を承知で言うけど、他のゲームもこの方式採用してくれないかなぁ。切れ目のないゲームを延々とやるのって、まとまった時間が必要になるから、ついつい後回しになっちゃう。大作と呼ばれるものほどプレイできなくなっちゃう。私は一体いつになったら『みずいろ』『加奈』をプレイできるのでしょうか。

 でね、もうひとつ無茶を承知で言うけどね、他のゲームもこのゲームを見習って品乳(略)


細かいネタの大掃除。(9月28日)


「カレンダーは誰んだー?」(返答は自粛)(9月29日)

 『ちょびっツ』(CLAMP/講談社)の3巻が出てました。初回限定版が普通に転がって売っています。果たして私は買うべきなのでしょうか。ていうか『ちょびっツ』自体に買う価値があるのかという気がせんでもないが、それはこの際考えるのをやめておきましょう。……そもそも、初回限定のおまけって何でしたっけ?

 しかし漫画とか買ってくると、中に入っている宣伝チラシに「2002年度カレンダー予約受けつけ中」とか書いてあるんですよね。ああなるほど、もうそんな季節なのかあと感慨深い気分を胸の内に抱えつつ、さて来年はどんなカレンダーを飾ろうかね、なんて思うわけですが……考えてみると、肌ゲーのグッズってカレンダー作らないよね。RUNEカレンダーとか作ってくれたら買うのに。少なくともトレカよりは買われやすいと思うぞ。
 もちろん肌ゲーは狭いマーケットなので、カレンダーのようにあまり一人で複数買うことがない商品よりも、トレカのような一人で大量に買う人が出てくる商品の方が都合がいいという理屈も分からなくもないのですが。広く浅くよりも狭く深くがこういうマイナージャンルのグッズ展開方針なのでしょう。

 でも、やっぱり欲しいよね。たとえば『ゆきのかなた』カレンダー。もうちょっと広くRUNEカレンダーでもいいや。もう12月どこをめくっても、ベル先生(小)とかメイとかアスリエルとかそんな人たちのイラストが満載のカレンダー。んで、たとえその月が過ぎても剥がすのは惜しいから別のところに飾り続けるの。そうすると月を重ねるごとに部屋の壁は少しずつ品乳で満たされていくわけですよみなさん。右を見ればアスリエル、左を見ればベル先生(小)、上を見ればメイ。なんと素晴らしい部屋でしょうか。
 いやいや、考えてみるとそんな月を重ねるなどとまどろっこしいことをする必要などない、いっそのこと1月の時点でカレンダーを解体して全部貼ってしまえばいいのだ。年の初めからそんな部屋。なんと素晴らしい部屋でしょうか。

 ……なんかさ、単にポスターを12枚買えばそれでいいように思えてきたのは気のせいですか。


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