NO.61 | ふだん着香里 |
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P/D/S/C/W | 4/3/4/5/4 |
属性 | SENSE |
アイコン | ストール |
能力 | 【姉の力】このカードはアタック時に全てのバトル能力値を+1、ディフェンス時に全てのバトル能力値を−1する。 |
イラスト | 天織龍樹 |
コメント | 【姉の力】ですよみなさん。これが攻撃時でなく防御時に能力値アップするってのなら、全くもって栞をかばうお姉ちゃんって感じであるがゆえ素晴らしい能力なのですが。……いや、妹をいじめるいじめっ子をやっつけるのかな? まあともかく香里が自分のことを姉だと言ってくれるのはいいことであります。もちろんいつまで生きていられるか分からない栞に深入りしてしまうのが辛いという気持ちも分からなくはないですが。 ……でもさ、香里って「深入りしたくない」のようなこと口で言ってはいるけど、実際にはかなり深く栞のこと思ってるんですよね。嘘だと思ったら、他シナリオでの香里を見てください。ものすごく元気ないですから。 まあそれはさておき、能力すなわち【姉の力】。実際、カードゲームとしてデジタルな視線で見ても防御時にプラスされる方がはるかに強いのですが。なぜか? 栞は積極的にバトルで勝利ポイントを稼ぐよりも、時間稼ぎをして粘って最終的にコンボなり山札破壊なりで勝つのが常套です。 もちろん、決まれば勝ちなコンボでは相手が勝利ポイントいくつだろうと関係ないのですが、やはりノーガードで殴られ続けるのは気色のいい話ではありません。だから防御時に強くなれば、栞中心の奇跡には安定して入るカードになったはずなのですが。 まあそんな仮定の話で熱くなっても仕方ないので(そもそもこのゲーム全体の傾向として、アグレッシブに攻めた方が有利なように設計されています)このカードの評価をしますと、バトルで攻める奇跡には実に向いています。ところが栞中心の奇跡でそれをなすのは難しいので、ストールスートを持っていることに注目して、真琴中心のバトルする奇跡に入れるというのはどうでしょうか? 真琴中心の奇跡で[奇跡の生還]や[運任せ]を使うために[ブルマ真琴][メイド服真琴]に加えてこのカードを入れるというのは、なかなか理にかなった選択と言えましょう。防御時に能力値マイナスというのは、それこそプレイングで何とかして下さい。不本意なバトルの時には[メイド服真琴]で手札に戻すことになるのかな。 |
NO.62 NO.144 | 小悪魔香里 (キラカードあり) |
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P/D/S/C/W | 4/3/4/5/4 |
属性 | SENSE |
アイコン | ストール |
能力 | 【悪魔の囁き】このカードを破棄:相手の手札の内容を見て好きなカードを1枚破棄する。 |
イラスト | 森嶋プチ |
コメント | ……なんかさ、香里ってこーゆー悪魔みたいなイメージがあるよね。具体的には何したってわけじゃないのに。呆れ顔のまま、笑顔のままでちくりと痛いことを言う……って、そりゃ相手が祐一とか名雪だからなんだってば。栞相手の時は……いやよそう、これを引き合いに出すのは香里にも栞にも酷というものです。 でまあ、カード能力は。……素晴らしい! このゲーム、一般的にサブキャラの方が能力高いんですよね。いいよねぇ、贔屓されてる。まあそれはともあれ、相手の手札を見た上に一枚好きなカードを破棄できる。しかもこちらの消費カードは1枚だけ。つまり、こちらは破棄するつもりで用意したカード(このカードをバトル要員に数えないように)で相手の一番大事なカードを破棄できる。もちろんハズレで悲しいこともあるけど、それはそれ。もし不安なら[眼鏡あゆ]を併用すればいい。 そしてこのカードが真価を発揮するのは、名雪を相手にしてたとえば[永遠の誓い]や[天使人形]のようなエンドカードを使いたい時。相手が手札に[強靱な意志][虚無感]のような対抗手段を持っていなければもちろんそのまま使えばいいし、持っていても破棄できる。素晴らしい。 コンボ狙いの人は、できればメインに3枚、最悪でもスペアカードと合わせて3枚入れるようにしましょうね。それだけの価値はあり。 |
NO.63 | 看護婦香里 |
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P/D/S/C/W | 4/3/4/5/4 |
属性 | SENSE |
アイコン | ストール |
能力 | 【絶対安静】このカードが表向きにスタックされている間、このカードをコントロールしているプレイヤーのフィールドはそれ以上カードを表向きにすることができなくなり、表向きにすることもなくなる。(バトルを行うことができるが、スートボーナスを宣言するためにカードを表向きにすることはできない)イベントカードや特殊能力の効果によるカードを表向きにする効果は無効化する。 |
イラスト | 井上純弌 |
コメント | [挑発]と並ぶ、「可愛い」香里(カギカッコつきなのが重要。だってさあ、2枚ともなんかたくらんでそうなんだもん。香里だし)。 困った患者さんがいるのか、少々顔を赤らめて困惑顔の香里。Kanonがそもそも18禁のエロゲーだということを考えると患者が何を言ったのか何となく想像つきそうなものですが(読者の年齢層も分からないし、筆者のイメージ保護のためにも省略。知りたい人はメールかHPの掲示板あたりで聞いてください)。 さてそんな状況だとすると、看護婦さんが顔を赤くしてペンのお尻を噛むという可愛いしぐさを見せてくれると患者冥利に尽きるというものですが、そこは香里。冷ややかな実も蓋もない返答をしてくれることでしょう。 「自分で何とかしてください」 さて能力。バトル能力値が平均的だということは、この特殊能力はペナルティではないということです(特殊能力がペナルティになるカードは、バトル能力値が高く設定されるはず。具体的には[Yシャツ名雪][天使佐祐理][シンデレラ真琴])。 この能力が有利に働く状況というものは、かなり限定されます。[大いなる危機]を相手に使わせない、[転倒]を半分無意味にする。それから[人魚姫舞]で相手に押しつける。この三つしか思いつきません。これ以外の時にはペナルティにしかならないので、まあそういうコンボを決めたい方はどうぞ。特に[人魚姫舞]とのコンボは、前半に決めるとほぼゲームを決定づけるパワーがあります。 そうそう、[眼鏡秋子]の能力は対象のカードを表にするわけではないので、このカードを使っても打ち消すことはできません。要注意。 |