NO.343 | インスピレーション |
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コスト | 1 |
コメント | 表向きにスタックされている対象のキャラクターカードは、このイベントカードのイベントコストに支払われたキャラクターカードの属性が「器用」だった場合、バトル能力値全てに−1する。「敏捷」か「不思議」だった場合、1つ後のロケーションにスタックされているカードと入れ換える。「パワー」か「カリスマ」だった場合、あなたのフィールドの1つ前のロケーションにスタックされているカードと入れ換える。 |
イラスト | 東都せいろ |
レアリティ | U |
能力 |
「むむっ、そこのお方!」 冬の町を歩いていると、突然呼び止められた祐一。声の方へ振り向くと 「なんだ真琴、何やってるんだ」 「ま、真琴なんか知らないわよっ、とにかくそこのお方、顔に死相が出ておりますぞ!」 ……どこで覚えたんだそんな言葉などと呆れつつ思う祐一でありますが、無視するのもさすがに不憫なのと、相手するのもそれはそれで面白そうなので付き合ってあげるようです。 「ええっ、それは本当ですか?!」(棒読み) 「うむ、そして水難の相、火難の相、そして女難の相も出ておる」 「うわあ、大変だ、どうしたらいいでしょうか?」(棒読み) どうも祐一くんは演技力に乏しいようですが、占い師はそんなことお構いなしの様子で 「じゃが安心してよいぞ、この水晶玉にはこうも出ておる。『一緒に住んでいる女の子に肉まんを買ってやればその災難からは逃れられるであろう』、とな」 やっぱりそうなるのか。苦笑する祐一。しかしここで素直に引くようでは相沢祐一の名がすたるというものです。 「そっかー、じゃ、名雪に肉まん買って帰んないとな」 「う゛う゛っ、ほ、他に一緒に住んでいる女の子がおるじゃろ?」 「他に? うーん、秋子さんは『女の子』とは言わないよなぁ」 「いるでしょっ! 他に!」 声を張り上げる占い師。その顔を見ると、頬を真っ赤にさせてまなじりにはうっすらと涙の雫が。そして腕中にびっしりと鳥肌を立て、体を小刻みに震わせているそんな姿を見て、思わず吹き出してしまうわけです。 「あー、わかったわかった、ほら真琴、肉まん買ってやるから帰るぞ」 「だ、だからあたしは真琴じゃないって……ぞよ?」 中途半端に演義を混ぜる占い師。強情だなぁ、祐一はそんな風に思いながら頭をひと掻きして、 「ああ、じゃあ真琴に会ったら『肉まん買ってあるから早く帰ってこい』って伝えてください」 「う、うむ、会ったら伝えておいてやるぞよ」 そう答えた占い師の表情は、満面の笑顔でありましたとさ。 さて能力。ルール的に非常にややっこしいカードですが、まずたとえば[天使人形]なんかでコストが0になった場合、このカードは何もしません。だって何も支払ってない時に該当する文章が存在しないもんね。 ですが問題は[小悪魔あゆ]なんかでコストが増えていた場合。これは同じ属性のカードを2枚捨てた場合には何の問題もなくその効果を実行してください。「敏捷」と「不思議」とか「パワー」と「カリスマ」の場合も、同じように一度だけ実行してください(効果は累積しません)。しかしたとえば「器用」と「敏捷」だった場合。その時は対象のキャラクターの能力値に−1して、さらに後ろのカードと入れ換えです。さらにさらに、「敏捷」と「パワー」とかだった場合は、いちど後ろに行って前に戻ってきます(カードに書いてある順番で処理するはずのなので、この順番です。前行って後ろ、ではありません)。結果、一番後ろにいた場合を除いて何ももたらしません。 というわけで、そんな能力はどう使えばいいでしょうか。効果は[が、がお]の下位互換、[アットゥシ真琴]の融通がきかないイベント版。とにかく個々の効果が地味。とはいえ色々な役目を一枚のカードでこなせる融通性は役に立つかもしれないので、色々な属性のキャラクターカードを用意できるデッキで、能力値をマイナスしたりフィールドのカードの位置を動かせることに意味があるのならどうぞ。でもコスト1払ってそれだけじゃあんまりって気はするなぁ。 |
NO.344 | 従僕 |
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コスト | 4 |
能力 | 相手のフィールドに表向きにスタックされている対象のキャラクターカードをフィールドから取り除き、あなたのラインのいずれかの最後尾に表向きにスタックする。 |
イラスト | 空中幼彩 |
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レアリティ | R |
NO.345 | 生徒会の陰謀 |
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コスト | 0 |
能力 | いずれかのバトル能力値が2以下の表向きにスタックされている対象のキャラクターカードの能力発動コストが必要な特殊能力の発動を打ち消す。 |
イラスト | Meek |
レアリティ | C |
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NO.346 | 食べ物の恨み |
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コスト | 猫 |
能力 | 対象のイベントカードの効果の発動を打ち消す。このカードのイベントコストを支払う際に追加のコストとして、「あなたの奇跡の一番上から10枚のカードをゲームから取り除く」を支払うことができる。追加のコストを支払った場合、効果の発動後、このカードを破棄する代わりにこのカードをあなたの手札に戻す。 |
イラスト | hidali |
レアリティ | U |
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NO.347 | スキューバダイビング |
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コスト | 1 |
能力 | エンドフェイズ終了時まで対象のキャラクターカードがバトルに勝利したとき、バトル能力値の差の数値の枚数のカードを相手の奇跡の上から破棄する。アイテムカードとのバトルのとき、この効果は無視される。 |
イラスト | OGAI |
レアリティ | U |
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NO.348 | 恋愛願望 |
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コスト | 猫 |
能力 | エンドフェイズの終了時まで、表向きにスタックされている対象のキャラクターカードのバトル能力値全てに+5する。このカードを使用したプレイヤーはこのターンに勝利ポイントを得ることが出来ない。この効果の対象になったあなたのキャラクターカードはバトルに勝利した場合、破棄する。 |
イラスト | 綾風柳晶 |
レアリティ | C |
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NO.349 | 相合い傘 |
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コスト | 1 |
能力 | あなたのフィールドに表向きにスタックされている対象のコスチューム「ふだん着」をあなたの勝利ポイント置き場に置く。 |
イラスト | 東都せいろ |
レアリティ | R |
コメント |
顔を赤らめて、隣にいる人と腕を組みながらもちょっと離れぎみの名雪。やっぱり、なんだかんだ言っても恥ずかしいに決まっていますか。 ところで、隣にいる祐一くんが制服姿じゃないのは一体なぜ? 能力。なかなか微妙な能力ですが、もちろん[学校の制服]とか[着ぐるみ真琴]を使うデッキならば何の問題もなく3枚投入です。[学生服名雪]とかその手のカードを使ってぐるぐる回すというコンボも考えられます。これを何とかして7回使ってそれだけで勝つ、とか。[拒絶]一発で死にますが。 ですがそれ以外の、たとえば[ちょっぷ]のようなカードを有効利用するためだけに[ふだん着舞]を入れているデッキ。この場合はどうでしょうか。 まずふだん着カードがスタックされてなくてはいけない。次いで、そのふだん着カードが勝利ポイント置き場に行ってしまうため、[ちょっぷ]のごときカードの有効利用ができなくなる。 あ、そうそう、AIRTCG中心で組んだデッキには入ってきそうですね。なにしろAIRTCGはKanonTCGのエキスパンション以前と同じ状況なので、ふだん着を入れないとそもそもカードが足りないのです。特にシャボン玉=みちる。 |
NO.350 | 一陣の風 |
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コスト | 1 |
コメント | 相手は手札を2つに分ける。あなたは相手の手札の内容を確認し、2つに分けた手札のどちらかをゲームから取り除く。相手は自分の奇跡の一番上からゲームから取り除かれたカードの枚数と同じ枚数のカードを引き、手札に加える。 |
イラスト | 佐倉千歳 |
レアリティ | C |
能力 |
今日も今日とて商店街を元気に走り回るあゆ。 「うぐぅ〜祐一くん、どいてどいて〜!」 ブロロロロロロ 祐一の背後からあゆの叫び声と、いつものブロロロという足音。 「……ブロロロロ?」 「うぐぅ〜〜〜!」 慌てて身をひるがえす祐一。その脇を、袖がかすめるほどの至近距離で通り抜けていく一台のバイク。 「うぐ祐一くん〜止めて止めてよぉ〜〜〜!」 そんな言葉を残しながら去っていく一陣の風。 いつの間に免許取ったんだ、ていうか免許取れる年なのか、そもそも免許持ってるのかなどという疑問が祐一の頭の中をよぎるものの、気がついた時にはあゆの乗ったバイクはもはや視界の外へ。 「……今度あゆと会えるのはいつの日になるだろう」 そんな言葉を誰ともなしに呟く祐一くんでありましたとさ。 さて能力ですが、もちろんテキストにある「ゲームから取り除かれたカード」とは「この方法でゲームから取り除かれたカード」と読み替えるべきでしょう。前もって[ライダースーツ舞]なんかで10枚ぐらい取り除いておけば、これ打たれるたびに手札が思いっきり増えて大ラッキーとかそんなヨコシマなことを考えないように。誰もそんなこと考えませんか。 相手の手札を確認して、その中でもっともやばいカード一枚は確実にゲームから取り除ける。そう、どんな分け方をしても確実に一枚はこちらが選んで取り除けます。一枚のキーカードに頼るコンボデッキならかなり辛いことになるでしょう。3枚入れた[ウェイトレス栞]のうち1枚や、1枚しか入れていない[巫女みちる]なんかを取り除ければ大成功です。 もちろん相手はその分の手札を補給できるので、枚数は変わりません。つまりこのカードが何をもたらすのかというと、相手の手札の質的悪化です。その効果にカード2枚の価値があると考えるのならば採用でしょう。実際、手札の中で使うタイミングを伺っていた[夜]なんかを落とせるのは大きいです。 つまり、とにかく攻めるタイプのデッキが相手の防御を崩す目的で使うと有効なんじゃないでしょうか。 また、逆の発想として[あゆのカチューシャ]を重ね置きして相手の手札を膨れさせ、そこにこれを連発して一気に相手のデッキを引ききらせるというコンボも考えられます。取り除かれたカードは必ず補給しなくてはいけないので、つまり相手の手札10枚の時にこれを打つと、必ず相手は最低でも5枚のカードを引かなくてはいけなくなります。そこにさらに[バニーガール名雪]まで置いておけば完璧。やりすぎですか。 |
NO.351 | 西瓜割り |
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コスト | 1 |
能力 | 全てのカウンターを破壊する。 |
イラスト | 三島snow |
レアリティ | U |
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