冬コミで『BITTERSWEET FOOLS』本を出すというので、古我望さん・相田裕さんそれぞれのサイトでアンケートをやってました。内容は一緒なんで、どちらかお好きな方からどうぞ。
つか、BSFのまとめ本か……これのために冬コミ行きは夜行だな……ああ、昼からのんびり行こうと思ってたのに。
そして12月5日。やっぱり何だかんだ言っても「木野まことの誕生日」と一瞬で変換できる自分がいい味出してると思います。
『先生だ〜いすき』(SCORE)をプレイして、薫くんが他人と思えないんですがどうしたらいいのでしょうか。
いやもう、やっぱ姉ってものはすべからく弟に対して暴君であるものだよなぁ……しみじみ。
でも、それでも薫くんはお姉ちゃんにべったりなの。やっぱりお姉ちゃん大好きっ子なの。お姉ちゃんの後をチョコチョコとくっついて歩いて、お姉ちゃんのことを守ろうと(何からよ)気分だけは騎士様やね。ボクは男だからって。
……あー……日本全国にこのゲームやってる人がどれだけいるか知らんが、葵ちゃんを姉キャラと認識してるのって俺だけだろうなぁ。
いや、葵ちゃんはナイスな姉キャラですよ? 面倒見もいいし。飴と鞭と鞭と鞭と鞭と鞭と鞭で弟をちゃんと教育してるし。
というわけで、私は薫くんに遠慮して由比シナリオをプレイしてますです、はい。なんかおまけキャラっぽいけど。
なんでまたよりによって今日このネタなんだよ……
今日が何の日かは、過去ログ参照
大勢の人が、心からこんなメッセージを受けたがってる。
――「私はあなたと物の感じかたも考えかたもおなじだ。たとえ大勢の人は知らん顔でも、あなたが大切に思っていることを、わたしは大切に思っている。あなたはひとりではない」
『タイムクエイク』(カート・ヴォネガット/早川書房)
福本伸行が新連載始めてるんだよね。『最強伝説 黒沢』ってタイトルで、ビッグコミックオリジナルにて連載開始。
えーと、この雑誌がどんな雑誌かと言うと……あれだあれ。現時点で『釣りバカ日誌』『あぶさん』『浮浪雲』『ヒゲとボイン』『黄昏流星群』なんかを連載してて、過去『マスターキートン』なんかをやってた、まさに目立たぬ実力派な雑誌。
……黒沢、すっげぇ打ち切られそう。
だってこのビッグコミックオリジナルと言う雑誌、対象読者層はサラリーマンなんですよ。いや俺は中学の頃から読んでたけど、ともあれ本来はちょっと疲れたお父さん達に読ませる漫画雑誌なんですよね。
たとえばこの雑誌の看板である『釣りバカ日誌』。そして『三丁目の夕日』『黄昏流星群』。これら人気漫画の伝えるメッセージはこういうこと。
「いまあなたの考えてることは正しい」
いや、上にあげた三作だけでなく、スーパースターが華麗に活躍するほんの一握りの話を除けばすべての漫画が――この本の8割以上が――そんな言葉を伝えています。
「お父さんごくろうさま、今はうだつの上がらない生活をしているけれど、あなた方の考えてることが正しい。誰もが忘れている人情、思いやり。それを大事にしていれば、きっといいことがありますよ」
家庭はそれなりに幸せで、自分は一ヶ月に2回釣りに行ける、そんな生活をよしとする『釣りバカ日誌』
今の生活を続けていけば年老いてもそれなりに幸せでいられますよ、貪欲に攻めると躓きますよの『黄昏流星群』
それなり程度の幸せ。ちいさな幸せをよしとしなさい。
そう、この雑誌が大事だと伝えることは「変わらぬこと」「ちいさな幸せ」。
そこへ福本伸行。水に油ですか。『カイジ』以降の福本伸行が痛いほど繰り返してることは、自己変革の重要性。お前らはクズだクズだ、いい加減気づけ、今のままではダメなんだぞ貴様ら。
で、一番上に引用した文章につながるわけですよ。結局のところ読者は、自分の欲しがってるメッセージを貰うために漫画やなんやらを読むわけでして。この雑誌を読む人は、基本的にそのようなメッセージを受け取りたがってません。
むろん、そういう目をそむけてる人にこそ読ませるべきだという論理はまさしく正論なんですが……そんなこと言っても読まないから。読んで不快になるもの読みたくないから。ビール飲みながらテレビでプロ野球でも見てた方が頭使わなくていいから。
福本伸行って名に引かれて買う人である程度売り上げは伸ばすだろうけど、古参の読者は引くだろうからね。とりあえず次号もこんな調子だったら打ち切られると予想。集団のカラーに合わない異物は排除されるのです。
まあ「最強伝説」なんて言葉がタイトルに入ってるぐらいなんで、今号みたいなローテンションの泣きっぱなし漫画(主人公が)で続くとは思えませんが。だから次回で展開があって、そこから長期を見据えた物語が展開されると思いますがね。なんか大きな勝負とか。
……でもなぁ、このビッグコミックオリジナルって雑誌は、過去に「三話打ち切り」ということをやった前科があるんだよな。つわけで、明日はその三話打ち切り漫画『どぼん』のお話。
2002年、最初に買った肌ゲーは『はじめてのおるすばん』。
最後に買った肌ゲーは『妹汁』。
そんな一年。
ひがわり娘index![]() | |
トップに戻る![]() |