最近このページに来てる人が多いのは、いったい何があったんだろうか……
よかったら教えてください→■
いやあ、前々から薄々そうなんじゃないかなーって気がしてたんですがね、もしかして私ってばオタクですか?
などという書き出して始めてみました本日のひがわり娘。本日もまたアニメの話です。なんか最近アニメづいてるな、俺。
ギャラクシーエンジェル、通称GA。これは女の子ばかり5人が所属する軍の特殊部隊「エンジェル隊」という組織をモチーフにした物語なんですよね。そう、女の子ばかり5人。したがって、まず他の何を考えるよりも先にカップリングということを考えるべきです。なにか間違っていますか?
さてそのカップリングを考えるに当たり、以下のような表が制作側から提示されてるわけですよ。メンバーそれぞれが、他のメンバーのことをどう思っているかという表。
ミント・ブラマンシュ | 蘭花・フランボワーズ | ミルフィーユ・桜葉 | ヴァニラ・H | フォルテ・シュトーレン | |
---|---|---|---|---|---|
ミント・ ブラマンシュ |
頭の良いいい子よね | かわいいよね。友達! | ない | なんか裏があるけど、まあいいさ | 蘭花・フランボワーズ | 扱いやすい人ですわ | いつも忠告してくれて親切だな | ない | いい子だよ。素直じゃないけどね | ミルフィーユ・ 桜葉 |
裏がないから気楽ですわ | 運まかせなのが気に入らないのよ | ない | 悪い子じゃないよね | ヴァニラ・ H |
読めないけど利用価値ありですわ | 何考えてるのよ?! でも気になる |
とっつきにくいけどいい子よね | 仕事ぶりは文句ないけどね | フォルテ・ シュトーレン |
利用価値アリですわ! | 頼りになる仲間 でも馴れ合いはゴメンよ! |
頼りになるなー | ない |
この表が個人の嗜好を表してるのか、それとも人間関係を表してるのかちょっと判別つきませんが(分かりやすく言うと、こういうことです。蘭花はミントのことを「頭の良いいい子よね」と評価してますが、これはミントに「扱いやすい人ですわ」と思われていることを知った上でそう言っているのか、ということ)、ともかくこの表から見えてくる人間関係ヒエラルキーは
ミント≧フォルテ>ヴァニラ>蘭花>ミルフィーユ
ということでいいでしょう。蘭花とミルフィーユは逆でしょうか。そこは研究の余地が残されています。
いえね、今日4巻借りてこれたんで見たんですが……基本的にフォルテ大活躍の巻で、ちょっとホロリとくるいい話があったり、それからヴァニラが頑張ってたりで、他の三人は割と干されてるっぽい巻でした。
が、それとは別口に、この巻で確信したことがひとつ。ミントは絶対攻めです。仕切り屋さんです。ていうかなんでお前スクール水着なの! ヴァニラでさえ普通の可愛い水着を着てるのに、なんであんたスクール水着なの! 話の流れから言って彼女は自分がもっとも魅力的に映える水着を選択したはずなんですよ。そこでスクール水着ですかアナタ! はっきりきっぱり、自分の役割を認識しすぎです。だってだって、そんな服装で小首をかしげつつニッコリと微笑み欠けられた日には私の視線も、そりゃあもう誰もが視線釘付けの骨抜き状態でしょう。で、内心は「しめしめ、うまくいきましたわ」などと思ってるであろうミント。
……ああそうか、ミントの声優さんって沢城みゆきさんなんだよね。ぷちこの声優さん。そりゃ腹黒いわ。
『Pop'n music打!』ってのを手に入れたんですよ。ポップンミュージックをモチーフにしたタイピングソフト。ダンス・J-テクノ・ダンスポップ・モンド・アキバ・ジャングル・ユーロダンス・アニメヒーロー・スパイ・クラシック2が収録。
つかね、その実体はキーボードをフルに使う音ゲー。死ぬってばよ。現在はレベル3で挫折中でして……ジャングル難しいよー。でも曲はいい感じにアレンジ入ってるから面白いですよ。ほんと、ジャングルのイントロ部分なんかすごく格好いい。
さてタイピングソフトと言えば、現在鋭意制作中らしいルーンファンディスク『ベル先生のトゥルトゥルステージ』(RUNE)。これにもタイピングゲームが入ってるらしいです。『しまいうち!』ってタイトルで。
『いちご打!』ってのもあったし、これからの流行りはタイピングソフトか? ……ちょいとみなさん、電器屋行って18禁でないゲームを並べてある棚へ行ってみてくださいよ。いや、行く用もないだろうけどちょっと行ってみてくださいよ。いいから行くの! 日頃行かないところへ行くのは人生にとって必要なことなの!
……ね? 異様にタイピングソフトが多いでしょ? たれぱんだ・ルパン三世・ガンダムetcetc.ちょっと流行ったものにはたいていタイピングソフトが出ています。なんだろうねぇ、なんで周回遅れなんだろ、肌ゲー業界。
小坂俊史の漫画だけど。
まあそれはそれ、『BITTER SWEET FOOLS』(minori)の公式同人誌、というものがありまして。いやつまりですね、製作メンバーたちがお遊びで作って、それを発売日の夜中に秋葉原で配布したってやつなんですよ。
よくよく考えてみると「じゃあminoriは徹夜組を推奨しているのか」というツッコミを受けそうなものですが、まあそれはそれとしてですね、このコピー誌が当然と言うべきかオークションに流れたんですわ。で、それが気にくわないminoriスタッフ。そりゃそうだ、人が無料で作って配ったもので儲けられちゃ嫌な気分にもなるわ。だからこのコピー誌をアンケート葉書のお礼として実費のみ(120円切手)で配布しました。Yahooオークションで買った人はどんな気分だったのでしょうか。
ともかくそんな同人誌が届きました。
内容は……まあ、小品といった感じ。絶対公式原画集なんかには載らないであろう三等身キャラがいい感じでした。やっぱフランチェスカ×レーニエだよなぁ、などと考えてみたりも。いや、実際ゲーム中でもフランチェスカはレーニエにラブラブだったし。
さてこのminoriスタッフの方々、仲のいいメーカーのゲーム発売日にそのゲームの同人誌を同じように配ったり、キャラクターショーでコピー誌を原価で売ってその内容をHPにアップしたりと大活躍です。……お祭り好きなメーカーだなぁ、おい。
あ、そうそう、このBITTER〜ってゲーム、アンケート葉書の「このゲームを買ったきっかけは?」の設問に「シナリオライターのファンだから」って選択肢がないんだよね。「原画のファンだから」とか「音楽がいいから」「システムがいいから」(買う前に分かることじゃないないと思うんだが……)ってのはあったのに。
このゲームって、シナリオは『ゆきのかなた』の古我望さん。だから俺はこれ買ったんだけどなぁ。ええ、微妙に非常識な女の子たち大活躍。微妙にワガママな女の子大活躍。微妙に胸が盛り上がってる女の子大活躍。実に見事な三拍子ですね。
割とどうでもいい話だが、昨日のひがわり娘、日付が3日になってる。そういえば最初に書いてから3日あーでもないこーでもないって考えたんだっけ。考えすぎると文章がワケ分からないものになる。いい教訓です。
……だからATOK、「きょうくん」と入力した時に第一候補を「夾君」にするのやめてってばよぅ。
メイドさんベスト、というCDがあります。くわしいことはちゆ12才とかだめ人間計画の10/24とか見てくれい。ま、要するに激しく何かが間違ってるソング集。
さてそのアルバムに収録されているメイドさん曲は『メイドさんレゲエ』・『メイドさんBlues』・『メイドさんRock'n Roll』・『メイドさんパヤパヤ』・『メイドさんパラパラ』・『メイドさんブギー』というラインナップでありまして、本日話題にしたいのは『メイドさんパヤパヤ』。
その曲の歌い出しはこうでした。
「♪今日は何枚お皿を割ったの?(パヤパヤ)♪」
そう、定番のドジメイドさん。……ってさ、ちょっと待ってくれよ。なぜ我々は「メイドさん=ドジ」っていう一般式を頭の中に持っているんだ? メイドさんっていったら、本来は家事のプロフェッショナルだろう? メイドさんでない人間に比べてドジでない確率が高いはずなのに。ていうかドジなメイドさんってのは、本質的に存在自体が矛盾を内蔵していないのか? 外交音痴の外務大臣みたいなものでさ(社会派発言)。
まあともかく、メイドさんがドジである、という一般式の元祖は『To Heart』のマルチだと考えていいでしょう(厳密に最初ではないと思いますが、今のブームにつながっているという連続性で言えばマルチのはずです)。でもマルチは、メイドさんロボとして作られたけれど、まだ開発途中のロボットだから欠陥品だ、という前提のあるキャラクターでした。そしてそんなドジだけど一生懸命で健気なところが可愛いという風に受け取られたはずです。
さて、そのマルチが大ブーム。多くの人がそれにあやかったキャラクターを創りだしました。
物語の悲劇性に着目した人は、ロボットものの物語を創りました。
マルチが可愛いという点に着目した人は、ドジなメイドさんを創りました。
両方に着目したら、ただのパクリです。
ともかくマルチ以前にはほとんどメイドさんというキャラクターはなかったのに、そこへ突然ドジなメイドさん、という変化球ばかりが立て続けに飛んできたのです。
その通り、我々は有能なメイドさんというキャラクターをほとんど見ていないのです。メイドさんキャラが出てきたら、彼女はドジである、と思ってしまうのです。ロボットが出てきたら、それは欠陥品でなければいけないのです。
ドジなメイドさんや、未完成のロボット。本来それは変化球のはずなのに、我々はそれを変化球でなく定番の直球だとしか見ることができない。だから逆に『まほろまちっく』でまほろさんが家事に全く失敗をしないことが新鮮に見えてしまうのです。
意外な設定というものが乱用された結果、それが意外どころか陳腐となってしまった、そんな悲しい出来事でありましたとさ。
カップリングという概念があります。このページをお読みの方ならば知っておいて欲しい概念でして、まあ要するにキャラクターAとBが恋愛関係にあることを示したい場合に「A×B」と表記するわけです。具体的には……そうですね、佐祐理さんと舞が恋愛関係にあるとするならば「佐祐理×舞」と表記することになります。
さてこの「×」という記号の面白いところは、「A×B」と「B×A」ではまったくの別の物を指す、ということです。一般にこの恋愛関係において男役をする側を先に書き、うしろに女役をする側を書く、ということになってます。
なぜでしょうか。
まずそもそも、なぜ「×」という記号を使うのか。みなさん、高校時代の生物の授業を思いだしてください。遺伝子配合、ということを習わなかったでしょうか? そう、ショウジョウバエの目が赤くなる組み合わせは、とかエンドウ豆のシワが多くなる組み合わせは、とかいうあれです。生物学の世界では、二個体を交配させる場合には「×」記号を使うことになっています。そして慣例として「雄種×雌種」と書き方をします。
これをやおい大好きおねーさま方が取り入れ、いわゆる「入れる側×入れられる側」という定義が最初の定義でした。それが転じて「男役×女役」となり、さらには「攻×受」という言葉が生まれました。
そして時代は流れ、女同士のカップリングでも「×」記号を使うことが一般的になりました。もちろん「攻×受」という書き方です。最初の定義に照らして考えると「入れるも入れられるもないのに×という記号を使うのはおかしい」ともなるわけですが、考えてみると男同士の時でも受精していたわけじゃないのだし、だいいちこんな便利な記号を放棄するわけにもいきません。
かくして肌ゲー界でも「佐祐理×舞ではない。舞×佐祐理こそが正しい」と言いだす人が出てきたり、「やっぱティナ総攻めってことで」なんて人も現れてきて、記号そのものは割と市民権を得てきたのではないでしょうか(どこの市民権だよ)。それでもまだ女同士のカップリングに向かいはしないようですが。同性のカップリングだと「A×B」と「B×A」の間にとてつもなく大きな隔たりがあったりして、なかなか面白いことになるのに。
てなわけで、明日は「A×B」と「B×A」の違いのことを。佐祐理さんと舞を例にするので、みなさん予習しておいてください。
……って、まさか2日続くネタになるとは思わなかったぞ。小ネタなのに。
えーと、何の話だったか……佐祐理×舞と舞×佐祐理の違い、でいいのかな?
でもこれって単純に言って、攻め側が積極的で受け側は基本的に受け身だってだけなんだけどなぁ(もちろん例外はいくらでもあるが、それに触れるとキリがない)……何を書くつもりで「明日へ続く」なんて言ったんだろう、俺。ごめん、いずれ思い出したらその時書くわ。
さて、別の話題。こんな情報がありまして……
RUNE公式 野々原幹アートワークス(11/16発売・2200円)
「Fifth」「ゆきのかなた」「Fifth-TWIN-」「ぴヨナ=ピコナ」 収録
リトルモニカ物語 RUNEアートワークス(11/22発売・2380円)
表紙&ピンナップ描き下ろし。野々原&猫舌による本編サイドストーリー。オールカラーのビジュアル集 ラフ&ボツカットも収録
……なぜ2冊に分けるよ……そして『にゃんてシャトン』の立場はどうなる!
冬コミ通りましたーっ!
日曜日 東地区 “ハ”ブロック 40a サークル名「そのあたりのどこか」
さ、本をつくろう。順番おかしい気がせんでもないが。
さてさて、『家族計画』(D.O.)っつー肌ゲーが面白いらしいんですわ。世間一般で今年度ベストと名高い『みずいろ』『君が望む永遠』をもしのぐ出来とも言われています。……ってこのゲーム、D.O.さんなんですね。しかもシナリオは山田一さん。そう、『加奈』。面白いに決まっている!
でもさぁ……家族計画って言われたらどうしてもアレ連想しちゃうよなぁ、明るい家族計画。
ふむ、メガネ喫茶「委員長」とな。……これが、フリル喫茶「お兄ちゃん」だったら、そりゃあもう毎日通ってもいいよね。ていうか通わなきゃ嘘だよね、人として。
てなわけで、秋葉原にこんな店があるらしい。リンク先の11/8を参照。
Q.秋葉原は、どこから来てどこへ向かおうとしているのでしょうか?
A.おとといの方から来て、あさっての方向へ向かっています。
「きのうアメリカで墜落した飛行機って、テロじゃなくてただの事故なんだってね」
「そうなんだ。よかった」
よくはないだろ、よくは。
えーと、今月の8日話題にした『メイドさんベスト』。この中に『メイドさんロックンロール』って曲があるんですよ。これって『めいど・いん・へぶん』っていうPILのゲームの主題歌だったんですよね。
『めいど・いん・へぶん』。
その女の子は、小さな頃大好きなお兄ちゃんにこう聞きました。「ねえお兄ちゃん、将来どんな女の人と結婚したいの?」無邪気なその言葉に、少年はこう答えました「巨乳のメイドさん」。なんて男だ。
ともあれその女の子はお兄ちゃん好みの女性となるべく、牛乳を飲んだりメイドさん養成の学校へ行ったりと一生懸命努力しました。
そして、ある日その女の子はお兄ちゃんの元へやってきたのです。お兄ちゃんが愛してやまない、巨乳のメイドさんとなって。
……まあゲームの内容を簡単に言うと「めいどちゃん物語」でほぼ正解なんですがね(はい、古いゲーマーはここで大爆笑してください)。そう、延々とひたすらHシーンがあるだけのゲームです。ストーリー? 日常生活? そんな虚飾など一切不要!
というわけでこのゲーム、絵とシチュエーションには半端じゃなく気合いが入っていました。だって音声もなし、音楽はCD-DAじゃないのに、CDの容量650Mを使い切ったんですから。いくらフルカラー画像といえど、それだけで650M使うにはとんでもない枚数がいります。実際、このゲームのCGをフルコンプした人はどれぐらいいるのでしょうか? 私は寡聞にして聞いたことがありません。
そんな、とてつもなく(あさっての方向へ)気合いが入ったゲーム『めいど・いん・へぶん』。
……でもさ、タイトルの『めいど・いん・へぶん』。これってなかなか罰当たりな言葉であります。
いえね、おそらくこのタイトル『めいど・いん・へぶん』ってさ、クイーンってバンドのアルバム『Made in HEAVEN』をもじったものだと思うんですよ。
Made in HEAVEN――クイーンのリーダーであるフレディー・マーキュリー。彼が生前に製作したアルバムで、遺言によって死後四年経ってから公表されたアルバムだとか。まさに天国で創られたアルバム。
おいおい、ロック界の貴公子と名高いフレディ・マーキュリーの遺作となったアルバムをもじって、出来上がったのがこのゲームかよ。フレディ信者のみなさんに知られたら火をつけられかねんぞ?
……でもさ、ちょっと思ったんですがね、フレディ・マーキュリーって死んでから天国行けるのかなぁ? だってちょっと考えてくださいよ、ここで言われている“Heaven”は、当然キリスト教の概念で考えられる天国でしょう。でも……キリスト教の世界では、同性愛って十戒によって戒められた大罪ですよ。
“Made in HEAVEN”。Heavenかなぁ。“Made in HELL”だと思うけどどうなんだろう。……つか、ロックンローラーってのは罰当たりなことをしてナンボだと思うんだが。
※追記ごめん、今確認してみたら、同性愛って十戒では禁じられてないわ。
えーとね、ちょっと前の話なんですが、IDさんのページ(トップページは……ここでいいんでしょうか?)でうちのことが話題に出てまして。あ、その日のだいぶ下の方。
うわ、なんか誉められてるよおい。分かった、あれだ。どっきりカメラか。それともあれか? キャッチセールス。「ボク、お金持ってません」(何のネタだよ)
ともあれそんなわけですから、買ってきたガンガンネタをば。ていうかスパイラルネタ。今月号のネタバレですんで、戦時下の検閲モードで。
そもそも先月号から気になってたんですが、亮子たちはカノン君をどうしようと思ってたんだろう? 気軽に骨の一本でも折るみたいなこと言ってるけど、それこそ第三者の介入が予想されちゃうでしょ。病室から骨を折られたカノン君が出てきて、知らぬ存ぜぬは通らないと思うんだけどなぁ。ていうかカノン君が拳銃構えた時点で、誰かが悲鳴あげて人を呼べば一発で勝ちなんじゃ……
ま、今月号は普通に面白かった、止まりですかね。
以下、他の漫画の雑感。
こんな感じ。とりあえず『鋼の錬金術師』(荒川弘)に最大級の賛辞を。そのうちもうちょっと深く語りますかね。
ひがわり娘index![]() | |
トップに戻る![]() |