数日前から修羅場だ修羅場だ言ってるけど、何の修羅場だか書くの忘れてるしな。
えーとですね、5/4に有明で行われるスーパーコミックシティ用原稿なんですよね。当日同じ会場でキャラフェスとやらも同時開催されて、結構来る人もいるのかな。もしよろしかったら
4日東5ホール “ぬ”40−a「そのあたりのどこか」
までお越しを。何があるかは知らんが(……)。
でだ、今日は修羅場モード便りと称して葩稍さんの原稿の進み具合をば。
さーて、どうなるのかしらね(他人事モード)
いやほんとに。
順番に話していきますと、まず葩稍さん、今日はコミックシティ行ったんですが、あんまりテンション上がらなかったんで全然疲れなかったんですよ(だから今日更新してるのだな)。で、アニソン版のポップンミュージックがあるという情報を得ていたので、それを探しに新宿のゲーセンを巡った。
するとそこには、Kanonの制服を着てDDRに興じる方が。しかもSSR-DOUBLE……要するに一番難しいモード。なるほど、これは確実に佐祐理さんだ。
……そっかぁ、佐祐理さんって男の人だったんだね。
へー、『不確定世界の探偵紳士』って、剣乃さん(漢字違ったか?)がシナリオ描いたゲームなんだね。『YU-NO』とか『EVE』のシナリオやった人で……しかし、なんでこんなにメーカー間をウロウロしてるんだろうな。
まあそれはさておき、昨日のコミックシティのお話。肌ゲーサークルが全然ねえでやんの。そしてそれを察したのか、読み手側もあんまりディープめな人は少ない感じ。
なんでかなーって思ってたら、そうだ、つい先月末ぐらいにこみパがあったんだ。そりゃ、肌ゲー派の人はそっち行っちゃうよな。それでそっち行けばもう充分だよな。いや失敗失敗。
……でも、大きな収穫。なんと、大野木麗が何者だか知ってる人が二人もいた。いや本気で麗ちゃんに転んでる俺もどうかと思うが、パッと言われて分かるというのも超かっこいい話であります。
でまあ、そんなわけで今ひとつテンション上がらなくて、帰りは新宿によってアニソン版ポップンミュージックを探す。……まず、道に迷ったね。ていうかさ、新宿西口って何度行っても道把握できないんだよなぁ。新宿の不思議なダンジョンか?
で、ゲーセンを巡ったわけですが……
あのさ、ギターフリークス・ドラムマニア・キーボードマニアと出て、「あとトランペットマニアとボーカルマニアが出ればバッチリだ!」ってネタを、あたしゃ過去に何度も使ってきたんですが……ほんとに出てるよ、ボーカルマニア。『ドリームオーディション』ってタイトルだったかな。ともかく……それはカラオケとどう違うんだ? こりゃ、ほんとに『トランペットマニア』も出るかもな。口に含む部分を使い捨てにしてさ。
まあそれはさておき、やっとのことでアニソン版ポップンを見つける。とりあえず『花の子ルンルン』→『セーラームーン』と続け、あまりの簡単さに呆れたので一番難易度が高いらしい『銀河鉄道999』をやってみる。
……いやクリアはしましたがね、いい感じに難しかった。まあスコアが54000点なのにクリアできたってのもどうかと思いますが。
あと他に見つけた俺的に珍しいゲームとして、ドリカム版DDR。いやドリカムって全然知らないんですがね、試しにやってみたらこれがまあ簡単でして……いやBASICでやったからなんだけどさ。でも、本家DDRに比べてスピードの遅い曲だらけだと思う。やっぱある程度スピードなキャつまらないなぁ。
『月夜に瞳は紅に』っつー肌ゲーをやってみたんですよ。
大雑把に言うと、システムは同級生とかとらハを思い出してくれればほとんど一緒。あちこち移動するとその移動先ごとに女の子がいて、会話繰り返すと好感度上がって……云々。
でまあこのゲームって何が売りかといいますと、主人公のサポートしてくれる子がいるんですが、その子は吸血鬼。しかもちびっ子(なにが「しかも」なんだ?)。さてさて、吸血鬼の能力というものを思い出してください。吸血によってネズミ講方式で仲間増やせる、というのはおいておくとして、それ以外に相手を魅了したり、未来を予知したり、特定の人間がどこにいるのか感知したり、と(うしろの二つは初耳だがな)。
さてさて、この能力をギャルゲーに応用したらどうなるでしょう? 魅了はそのまんま、好感度アップ。未来予知・三択に力を発揮する。人間を感知・どこに移動すれば誰がいるのか分かる。……なるほど、ご都合主義的なまでに有用な能力ですな。
そんなこんなでそーゆーゲームなんですが、やっぱ俺的には吸血鬼のちびっ子(名前は「キコ」)がいい感じ。主人公のこと「お兄ちゃん」と呼ぶし、役に立ちそうで役に立たないし……そう、誰を思い出したかというと、サワディだよ。サワディをもうちょっといい子にした感じ。ちょっといい子過ぎるきらいはあるんだけどね。個人的には「悪い子だけど、いい子」ってちびっ子が好きだなぁ。美緒とか。
どーでもいいけどさ、ATOK12って「まーじゃん」って入れないと変換してくれないのね。「まあじゃん」って入れるとまともに変換してくれないの。
ともあれ、麻雀漫画。『近代麻雀』っていう麻雀漫画雑誌があるんですが、これに連載中の『バード』(青山広美)って漫画が異様に熱い。
ストーリーは、簡単に言うと日本のヤクザが組同志の対決のために代打ちを雇った。その代打ちは、ギャンブルの本場ラスベガスのプロフェッショナル。麻雀に関しては素人なものの、それでも他のギャンブルでその名を轟かす彼らなら何とかしてくれるだろう……(後日追記・うろ覚えだから結構違ってますな)
さて、その代打ちは麻雀を見てこのような認識をしました。
“最終的に手を開けたときに、14枚がしかるべき形に揃っていればそれでいい”
しかも麻雀にはレフェリーもいないし、なんとルールにはイカサマに関する罰則というものが規定されていない。ご丁寧に点箱というブラックボックスまである。すなわち、盤上にある牌全てを使って役を作るゲーム、それが麻雀と考えるべきだ。
そんな認識に立って麻雀を始めました。つまり、とりあえずダブリーをかけてあとは見つからないように牌をすり替えて手を作ればいい。カンしてリャンシャンをめくるときなど、盤上の捨て牌と入れ替え放題。誤ポン、誤チーは戦術上重要なオプション(上がれば全く損をしない!)、裸単騎になれば、事実上全ての牌で上がることができる……云々。
で、連載最新号のこの漫画、半荘10回戦の一戦目が行われました。対戦相手の第一打を親の三倍満で直撃し、いきなりのトビで一回戦終了。……すげー麻雀だな。
連載第一回にて、彼らの基本戦略について聞いた日本人の言葉。
「そんなの麻雀じゃない!」
……俺もそう思う。
『月夜の瞳は紅に』は終わったことにして(二人しかクリアしてないのに……)、『光を…』っつー肌ゲー開始。とりあえずはじから順にやってかないと、いつまでたってもやらないままのゲームばっかになっちゃうもんね。
そんなわけでこのゲーム、主人公が盲目という設定(映画では、主人公が身障者ってのは割と定番ですがね。『マイ・レフトフット』とか、あと『シザーハンズ』もそうかな)。……どうですか、このあざとい「さあお涙ちょうだいですよ」と言っているような設定。上手くいけば面白いこと請け合いだけど、上手くいかなければやってて腹が立つゲームになりそうな気がしませんか?
結論からいうと、すごく上手く出来ています。この設定でお涙ちょうだいに走ってないのよね。……当たり前と言えば当たり前の話なんだけど、盲目だからといって毎日精神的に真っ暗な生活送ってるわけじゃないもんね。ONEのみさき先輩がそうであったように、実はコメディ色がばかにならなく強い、というより基本的にコメディです。しかもテンポがいい。今年上半期のベスト候補のひとつですかね(しかし、360度どこからどう見てもTO HEARTの葵以外の何者でもない子が出てくるのは……うーむ)。
ただ……「ちびっ子な先輩」ってキャラをクリアしたんですが……ああ、「蛇足」って言葉はこういうときに使うんだなぁ、としみじみ感じさせてくれたHシーンでした。ストーリーは明らかにHシーンはいる前に終わってるんだもんねぇ。
これを見て思い出した、個人的に当たりだと思ってる物語の法則に「傑作は三分の二で充分」ってのがあるんですが、これについてはまた明日――
つまりこういうことです。物語というのは一番盛り上がったとこで終わるのが一番いい、話自体が終わっているのにうだうだと後片づけを続けるのは、これに似ている。
――居酒屋に何人かで飲みに行った。全員がいい感じに酔って、料理も終わった。話題も尽きかけている。すなわち、誰もが「それじゃ帰るか」と誰かが言い出すのを心待ちにしている――
もちろん、この状態になってからは全く楽しくない。物語だって一緒。一番盛り上がった、ここで終わればいい思い出になるところ、そこで終わらせられるのがフィクションのいいところではないだろうか? その一番盛り上がっているところ、そこが「三分の二」です。いや分量的じゃなくて精神的な意味で。つまらなくなってからの文章は異様に長く感じるぞ。
ちなみに肌ゲーの世界で「盛り上がったところで終わらせる」を上手く実行したものに『MOON.』と『終末の過ごし方』があります。前者、葉子さんの社会復帰って、実はものすごく茨の道じゃないのか? 後者、世界はどう終わるんだ? その他いろいろの「現実的に考えれば大問題」を無視して終わっています(あと『White』の千波なんかもそうだね)。というか、気にならないように上手くぼかして終わってるわけですね。
もっとも、全部が全部そうというわけでもないんですが。一番分かりやすい例が『アルジャーノンに花束を』ですね。これは一番最後の「ついしん」が全て。あれをよく見せるためだけに他の全ては存在すると言っても過言ではないと……個人的には思う。
つまりまあ、どーゆーことが言いたいのかというと、面白いお話というのはちゃんと終わらすべき時にお話を終わらせている、そんなことを感じたわけですね。『光を…』でみるく先輩シナリオプレイしてみて。
でもまあ、そんなこと言っても面白かったには違いないからいいんですが。辛く言って9+かな。これから他のシナリオ次第で10がつくかも。しかしこんなにテンポいいお話だったら、同じメーカーの『EA MIND』も早いとこプレイしないとな。こっちは完全にコメディみたいだし。
暑くなってきました。ほんと、夏なんか来なくていいのに。
……ええ、葩稍さん、暑いのはものすごく苦手ですから。ただでさえ雪国に住んでいて、しかも一時期徳島に住んでいてその頃になおのこと暑さに弱くなるような出来事(っていうのかなぁ)がありまして。
まあ大したことじゃないんですが、あたしゃ基本的に寒さには強いんですよね。で、徳島の冬なんてのはあんまり寒くないんで、冬でも薄着。それを見た人は俺に聞くわけですよ「寒くないの?」。
で、こういうこと聞かれると、素直に「寒い」と答えるのはへそ曲がり根性が許さないわけです。だから真冬でもひたすら薄着。当然、寒さにはさらに強くなります。そしてどうやらそれと引き替えに暑さには弱くなってしまったらしく……
暑いよー、暑いよー。うう、春が来て、そのまま秋だったらいいのに……
本日は、ネタがありそうでない日。そんな日は、ネタ帳からもう絶対に使えないような過去の遺物となったネタを引っ張ってきてお茶を濁すわけです。
とはいえ、ネタ帳の中身は断片的な単語がごちゃごちゃと。何のことだか分からないのはまだしも、分かるだけに嫌というのもいくつかあります。
「TMネットワークなんとかエンドオブジェネシスなんちゃらTYPE−H」……たぶんこれ、TMネットワークとTMレボリューションがごっちゃになってどうのってネタだと思う(それにしてもいつのネタだよ)んだけど、どうせだから「なんとか」じゃなくてちゃんと調べたらどうだね、俺。
「いいなあ大都市」……これだけ読むと、絶対別のことを連想するよな。実はこれ、この前東京行ってきたときに新宿駅前で雑誌を一冊百円で売ってたのを見た感想なんだな。実際、読み捨てでいいような雑誌はそれで充分なんだもん、いいなあ大都市。
「自分に優しい漫画」……あ、これ、明日にまわそ。『ゲノム』(古賀亮一・ビブロス)って漫画なんだけど、いやあもう、作者が自分のために描いた漫画でして、読んでて「ああ、作者楽しそう」と素直に思える漫画です(いいことなのか、それ)。なんかいつの間にか2巻が出てまして……詳細は明日!
と、明日へのネタフリをしたところで今日のひがわり娘はおしまい。
というわけで、きのう予告した『ゲノム』(古賀亮一・ビブロス)。どんな漫画かと言いますと……エロマンガ雑誌の巻末に、非エロな漫画が載ってること多いじゃないですか。そんな漫画でして、『カラフルBee』って雑誌の巻末漫画。
基本コンセプトが「自分に優しい漫画」。そしてエルフ大好きっ子な作者。さらに加えて言うならエロマンガ雑誌。結果、毎回エルフがひどい目にあうだけな漫画です。そりゃあもう、お人好しで鈍くさくていつでもおどおどびくびくしているエルフ。毎回ひどい目にあって、それでも全然学習しないエルフ。……つまりなんだ、エルフの世界にも和泉がいるってことなのか(そりゃ、いるだろうよ)。
さて、自分に優しいというキーワード。これを私に置き換えて考えてみましょう。
真っ先に思いつくのが「毎回ちびっ子がわがままを言って周囲を振り回す話」。さらに言うならば、そのちびっ子には「お兄ちゃん」と慕う相手がいる。毎回の決まり文句として「ぶぅ、お兄ちゃんの意地悪ぅ」。わがままで表情がコロコロ変わり、お天気屋。無論髪はポニーかピンクのふわふわ髪であるべきだ(リボンをつけているとなお良い)。そしてあろうことか、全く無防備でスカートの下が全く見えても気にしないような性格。そんな女の子が回りを困らせるも、笑顔だけで全てを解決されてしまう……そんな物語ならば、まさしくエコ葩稍あづさと言えましょう。
どこかにないかな、そんなお話。ないか。仕方ない、将来大富豪になったら誰かに描かせることにしよう。(……前向きなのか? それは)
『ドラムマニア2ndmix』と『ギターフリークス3rdmix』が近所のゲーセンに入荷。いや先月末からあったんですがね、実際には。
ともあれ、「これで君もドラマーになりきりっこ!」的ゲームであるドラムマニア。キーボードマニアに比べて派手な分、人気はかなりあるようです(キーボードマニア、もう誰もやってないよ……)。とはいえ個人的には「音楽に合わせてドラムを叩く」という行為にかなり納得できない何かを感じるので、こっちはほとんどやってないんですが。右手でビートを刻みつつ左手と足で脚色する、というのが全く出来ないしね(右手と左手を別々に動かせなくて)。
そんなわけでギターフリークスが中心でして……これ、3rdmixになって有名な曲が入ったんですよね、『Highwaystar』とかその他いろいろ。でもやっぱりコナミオリジナルの方が分かりやすい曲揃いでいいなぁ、弾いてて楽しいし。あとそれから今回から新しくベースを弾ける曲ってのもあるんだけど……どうなんだろう、これ。まあもともとこのゲームってチョッパーで弾くわけだから、ベーシストの方がなりきり度高いのかもしれない。でもベースだからちょっと地味。うーむ。
まあそんなわけでギターフリークス、ノーマルだと『MAN QUEEN』→『Midnight Special』→『HELPLESS』→『COSMIC COWGIRL』で沈没、が定番パターンかな。今回、1・2に比べてエクストラステージが面白い曲で好き。『Ska Ska No.1』が難易度3ってのは納得いかないけどな。
エキスパートコースだと『TWILIGHT MOON』→『Heaven is a '57 metallic gray』→『Ultimate Power』か。コナミって古くさい曲やらせるとものすごくセンスよくっていい感じ。そういえばギターフリークスが出たての頃、友人に『Endless Summer』聞かせたら一音目で大笑いしてたっけ。いや、360度どこからどう見てもベンチャーズな曲でして、いきなり「べれ〜ん」って感じの音から入るんですよ。まだ聞いたことのない人は、近くで音ゲーやりそうな人を捕まえてやってもらってくだされ。ベンチャーズをちょっとでも知ってるとものすごく笑える曲であります。ちゃんとテケテケも入ってるしね。
えー、昨日はMTGの大会行ってきました。でも専門用語が乱れ飛ぶ日記というのもどうかと思うので(何を今さら)、それについては簡単に一言二言だけにしておきましょう。
まずそもそも、スイスドロー6回戦でレベルと4回、赤単と2回当たるってどーゆーことよ。しかも会場ウロウロしてても、見たことのあるデッキだらけ(レベルと補充と対立、あとストンピィしか見えないんですが……)。みんな、自分でデッキ作って遊ぼうよ……
なんて思ってたら、上位の方に芸術的なフルバウンスデッキがいました。バウンスしまくってルートウォーターの泥棒とリシャーダの巾着切りでコントロールしていくデッキでして、見ててため息が出るほど美しいデッキでした。俺の中で「リシャーダンバウンス」と命名(アンタ勝手に……)。
あとブースタードラフトやったんですけど、あたしゃ英語のカード名を覚えてないんで辛かったです。しかしだからと言って旗艦プレデターを流すのはいくら何でもどうかと思うぞ、俺。流されてた下流の人、すっごく焦ってたよなぁ……(当たり前だ、ばか)
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