大野木麗。『とらいあんぐるハート2』で、望ちゃんエンドに登場。総台詞149文字、うち漢字4文字(数えんなよ)。ボイスなし、CGなし。しかしその独特な言葉遣いと行動によって葩稍さんのハートを鷲掴みにして放してくれません。
そう、「人気投票で誰も知らないマイナーキャラ書いとけばみんな笑ってくれるだろ」的浅はかな考えで好きなのではなく……もはやメインキャラ顔負けに自我を持ち、葩稍さんの頭の中で動き回る大野木麗、その魅力に迫ります。
……というわけで、このコーナーを読む人に注意。まず、とらハ2でいつでも望ちゃんと美緒のエンディングを読める状態にしてください。エンド寸前(美緒と望ちゃんに分岐するところ)でセーブするもよし、電子迷宮から“sio2txt2”というツールをゲットして“mio_1005.txt”を作るもよし。以降、このエンディング部分のことを「本編」とします。
そしていくつか麗ちゃんの台詞を想定して書きますが、本編中のように平仮名だらけで書くと読みづらくて仕方ないので、適当に漢字を混ぜます。実際には9割方が平仮名だと思って読んでください。
準備はOKですか? ならば、まずは第一章をば。