ひがわり娘

2002年10月1日〜10月15日


自称「ひよの」を何とかしてください。(10月1日)

 あれだ、「スパイラルはアニメになってない、スパイラルはアニメになってない、スパイラルはアニメになってない」と言いつづけることにしよう。「今日は登校日、今日は登校日、今日は登校日だよ」ってあずまんがのネタみたく。誰か大阪になって僕に説得されてください。

 まあそれはそれでいいや。いいことにしよう。
 電撃大王の最新号買ってきたんですよね。十日前ぐらいに。んでその日は『GUNSLINGER GIRL』『苺ましまろ』『一撃必虫ホイホイさん』と読み、幸せになって就寝。そして数日放置ののち8割ぐらいは読みました。つわけで、感想の羅列でも。


74ページ左の意味が分かりません。(10月5日)

 調べてみたんだが、どーも朝倉さんより『エマ』『小桧山中学吹奏楽部』のほうがずっとメジャーらしいね。メジャー度で言うと
エマ(月刊ビーム連載)>小桧山中(ファンロード)>朝倉さん(四コマ誌)
らしい。ビーム連載が一番メジャーというのもどーかと思うが。あ、ちなみに三作とも単行本は現時点で一巻だけです。

 で、『おねがい朝倉さん』(大乃元初奈/芳文社)なわけだ。えーと『まんがタイムジャンボ』と『まんがライフ』に連載……といっても普通の人にはどれがどれだか区別つかないよねぇ、四コマ雑誌って。えーと、平綴じの四コマ雑誌ってジャンボだけだから、それで探すと少しは楽かも。……まあ、単行本買った方が早いと思うので、本屋で四コマ漫画が並んでる棚を端から順にサーチしてみてください。

 お話としては、ごくごく普通の会社(何やってる会社なのか分からん)のOLもの。で、昨今の四コマ漫画のうち8割以上がそうであるように、キャラもの漫画。キャラものということは、登場人物が可愛いかどうかということが問題であって、起承転結がどうのオチがどうのという漫画ではありません。というか、特徴あるキャラを作って彼女らを動かせば自然と面白い話になりますよ、というタイプの四コマです(や、作者はそーゆー作り方してないと思うけど)
 まあいいじゃないですか、最近の四コマ漫画で最も成功した例の一つである『あずまんが大王』だってそうでしょう?

 というわけで、この漫画の紹介はキャラクターを紹介すればそれで事足りてしまうのです。まずこの漫画が萌え萌え言われてる、表向きの理由である女性陣。主要人物は二人。

 とまあ設定だけ見ると割と定型キャラなんですが、それをきっちりと描いてるのがこの漫画のよさなのでしょう。
 ……が、だがしかしあえて言おう。この漫画の真価は男性陣にある、キャラクターとして面白いのはむしろ男性陣だ、と。

 ってところでいい加減長くなりすぎたことに気づいたんで、男性陣の紹介は明日に。

しかし、栗原君って30超えてんのね……


読者プレゼントは作者自身の同人グッズ。(10月9日)

 いやあまいった。前回のひがわり娘で間違いを指摘されまして。そう、朝倉さんの連載雑誌は『まんがライフ』でなく『まんがホーム』でした。出版社違うやん。
 えー、上の文章がどれぐらい大きな間違いかピンと来ないと思うので、分かりやすく言い換えましょう。「そう、主人公が記憶喪失になるのはONEでなく秋桜の空にでした。ゲーム違うやん」「そう、先行者をネタにしたのは斬鉄剣じゃなくて侍魂でした。ページ違うやん」ハタから見りゃ大差はないが、マニアにとっては痛恨のミス。
 ……ああそうそう、作者の苗字は「大乃元」で正しいんですからね。どうしてこれで「きのもと」と読むのかは謎ですが。

 ま、それはそれとして。『おねがい朝倉さん』が他のキャラもの四コマと一線を画す出来になった原因の一端である、男性陣の紹介いってみましょう。

 そんな人たちが何事も起こらないけど楽しい日々を送る四コマ漫画『おねがい朝倉さん』(大乃元初奈/芳文社)。単行本2巻が11月頭予定され、『まんがタイムコレクション・大乃元初奈』という特別増刊まで出るほどの人気。特にこの特別増刊というのの再版はありえないので、見かけたら買っておくが吉。今から見かける機会があるかどうかは分かりませんが。……ええ、探しても見つからなくてねぇ。本屋8軒回っちゃったよ。


太った人の意見・痩せた人の意見。(10月14日)

 下みたいなコピペがあるんだよな。あ、ちょっと古いけど。

 俺の最近のお気に入りはバンプとデリコだね、もう断トツで。ミスチルやB’zもロックファンとしては外せないでしょ。しぶいところではサザンなんかもきっちり押さえてますよ。ロック以外でもいろいろ聴いてるなあ。浜崎とか林檎とか好きだし。宇多田も倉木も両方好きだし。意外に思われるかもしれないけど、ドラゴンアッシュとかケツメイシなんかもたま〜に聴いてる。洋楽はねえ、セリーヌとマライアがメインかな。でも近頃はオアシスとかも好きになってきた。あと落ち込んだ時なんかにはレディヘとか聴いたりして・・・うわ、マニアックだな俺(笑)
 まあモーニング娘を聴いてるような人とは音楽の話はしたくないね(笑)

 えーと……この文章のどこが面白いのかといいますと……あ、分かる人は飛ばしてくれ。ともかくこの人って全然マニアックじゃないんだよ。上で挙げたアーティスト、はっきり言って全員が流行のアーティストです。流行ものを追いかけてるだけの人が通ぶってるのは笑えるというか、アンテナの長さがその程度しかない人間が自分のことをマニアだと思い込んでるところが痛々しいとか、お前とモーニング娘。ファンは同じだとかそんなコピペなんですわ。あれだ、つまり五十歩百歩。

 さて、これを肌ゲーネタでアレンジするとこうなるわけだ。

 俺の最近のお気に入りは水月とD.C.だね、もう断トツで。エスカレイヤーやみずいろもエロゲファンとしては外せないでしょ。しぶいところでは痕なんかもきっちり押さえてますよ。それ以外でもいろいろやってるなあ。秋桜の空にとか君の望む永遠とか好きだし。とらハ123全部好きだし。意外に思われるかもしれないけど、それ散るとかWindなんかもたま〜にやってる。抜き系はねえ、はじるすがメインかな。あと物語を読みたい時なんかにはファントムとかやったりして・・・うわ、マニアックだな俺(笑)
 まあKanonで泣いてるような人とはエロゲーの話はしたくないね(笑)

 この文章……笑えねぇ。普通にいるだろ、こういうこと言ってる人。
 そう、この現象から肌ゲーユーザーの現実というものが見えてくるわけです。

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痩せた人の意見 太った人の意見

もとネタは筒井康隆


ちゆ12歳からさだまさしへ。(10月15日)

 ちゆ12歳。
 可愛い笑顔のマスコットキャラクター「ちゆ」、そしてそれに似つかわしくない毒舌でオタク世界やその周辺をばっさばっさと袈裟切りにする、いわゆる毒舌系サイト。そのミスマッチ加減か、純粋な文章・内容の面白さか、はたまたマスコットキャラだけを見に行った人たちへのアピールか。ともかくここは瞬く間に人気ページとなり、readmeランキングで侍魂に次いで2位という地位を不動のものとしていました。
 そしてここに影響を受けた……というかこのパクリサイトが続出し、とうとう「バーチャルネットアイドル」というサイトの形が定着してしまいました。その影響力はもしかしたら「黒背景にセンタリングテキスト、オチは色替えで拡大表示」を広めた侍魂以上だったかもしれません。
 そんな人気ページ、ちゆ12歳。そんなページがあったのですが、8月中ごろの更新を最後に沈黙してしまいました。そのページのアドレスはこんな感じ→http://www.tiyu.to/

 http://www.tiyu.to
 この“.to”って部分。これは何を表しているのでしょうか。そう、そのページがどこの国にあるのか、です。いやだからといってちゆがトンガ王国の人だとかそんなことでなく、このトンガって国はドメイン業務を国外に委託というかドメインの権利を海外の業者(おもに日本)に売り払ってるんですが。つまり、“.to”ってアドレス使ってる人は、事実上日本人なんですね。

 またこういう例も。
 首相官邸のページ。小泉総理のメルマガ申し込みやってたりとかそんなページなんですが、このアドレスは“http://www.kantei.go.jp/”。
“kantei”という部分には、特に深い意味はありません。
“.jp”。これはさっきのトンガの例のように、日本のページですよ、ということを示す識別子。
 そして“.go”。これは“government”の略で、この識別子を持ったアドレスは政府関係の機関ですよ、ということを示しているわけです。同様にここの部分が“.ne”ならプロバイダ、“.co”ならcompanyつまり一般企業。そして“.or”はその他。ほかにも色々あったと思いますが、とにかくそんな感じです。

 かようにページのアドレス、特に“http://hogehoge.XX.XX/~hogehoge/”の“.XX.XX”の部分にはさまざまなデータが含まれてるわけです。その部分を見れば、大体そのページが何のページなのか分かるようになってるわけですね。

 ところが。
 さだまさし公式ページというものが存在します。まあ日本トップクラスのフォークシンガーだから当然それぐらいあるでしょう。だけどそのアドレスが……http://www.sada.co.jp/

 さだまさしは企業なのか。


おまけ。(10月15日・その2)

 ちゆ12歳は現在ここに移動……いや、ここは商売用のページなのかなぁ。→http://www.tiyu.jp/


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