ひがわり娘

2002年3月16日〜3月31日


ひがわり娘検索をつけてみたよ。(3月16日)

 フレーム派の人はインデックスフレーム(今つけた名前)の最下段、非フレーム派の人は最新ページの一番下(後日追記・上に移動しました)と、ひがわり娘indexの一番上。

 いえね、ひがわり娘って文章を全部あわせると約一メガあるんですよ。まあスクリプトとかがあることを考えると純粋な文章量は一メガに届いてないんですが、それでもこの量では、いざ欲しいデータを見つけようとしてもなかなか見つけられないでしょう。
 で、ページ内検索なるものをつけてみました。使い方は簡単。ていうか見て分からない人はいないと思うのですが……分からない人はあきらめてください。

 というわけで、ちょっと遊んでみました。

 なんだかオチがつきませんが、検索窓をつけてみたという話でした。皆さんもいろいろいじってみて、面白いのが見つかったら掲示板で報告してくださると超かっこいいと思います。で、後日それをこっそりここに追記してオチにするの。読者参加のインタラクティブ日記ってやつかな。
「ああ、他力本願ってこと?」
 そういう風にいう地方もあるらしいね。


あずまんがが終わる。(3月19日)

 明日発売の電撃大王で『あずまんが大王』が終わる。はず。四コマ漫画のお約束として、何年も何年も同じ時間をループするって手法をとればいくらでも続けられそうな漫画なのに、あえてそれをしないというのは面白い。
 いや、今からするかもしれないけど。何もなかったように「今年から私たちも2年生!」とかそんな感じで。本当にやったら一生ついてくよ、あずまきよひこ。

 しかしあずまんが大王、連載の後ろに載ってる『よつばスタジオ繁盛記』をどうして単行本に収録しないんだろう。時々すごくいいこと書くのに。3月号の言葉に関する考察はすごく興味深い話であった。感情に対して言葉で名前をつけてしまえば、その名前に感情が振り回されるとかそんな話。いや、日頃はすごく馬鹿みたいで面白い対談を書いているんだが。日頃バカなことばっか言ってる人が真面目なこと言うと、すごく頭よさそうに見えるって感じだ。


無駄に敵を作ってみよう。(3月20日)(Written on 3/21)

 このページは、無断リンク推奨です。

 こんなこと書いてあるページ見たことないかな。えーと、いまgoogleで検索かけたら212件ヒット。……ところでgoogleで検索することを「ぐぐる」と言う不遜な輩ども、そこへ一列に並びたまえ。端から手打ちにしてくれるわ。

 ともあれ無断リンク推奨。言い換えると「このページにリンク張るときにはどんどん勝手に張っちゃってください、俺にいちいち確認とることないから。いやむしろ面倒だし、聞かれたところで断る理由もなければ権利もない。だからいっそ最初から確認なんかとろうと思うな」って感じかな。
 もちろん、それはそれで筋の通った理屈です。たしかにその逆、インターネットで公開しているものに対してリンクを張るな、張るなら許可取れっていうページに対して反感覚えるのも分かります。

 が、果たして無断リンク推奨という考えはそこだけから来ているのでしょうか。
 むろん一日1000以上のアクセスがあって「リンク張ってもいいですか」メールだけで毎日10も20も届くというページなら、その考えに至るのも当然でしょう。無断リンク推奨にでもしないと捌ききれないもんね。
 が、一日のアクセスが多くて50程度のページ――たとえばこことかね。そんなとこが無断リンク推奨だと言っているのは果たしてどうなのでしょうか。お前はリンク張っていいですかメールもらったことあるのか。

 これはあくまで邪推ですが――いいですか、邪推ですよ。これっていわゆる「相互リンク募集」への反感から来てるんだと思う。いや、ちょっとそこら辺にある人気漫画なんかのファン活動系ページ行って、そこのリンクコンテンツを見てください。……時々ありません? リンクサイトが50も60もあって、下の方なんか行くとほとんどのリンク先が消えてるようなページ。
 ではそんなページから相互リンクの申し込みを受けたとしましょう。で、相互リンクをしたとしましょう。
 相互リンクというものの根底にある発想は、こちらからリンクするという行為と、そちらからリンクするという行為は等しい価値を持っているということのはず。……はたして、この相互リンクは等価でしょうか? 50のサイトにリンクしていて、ほとんどリンク先のチェックをしないリンク(コメントなし)と、本当に自分の好きなサイト10箇所ぐらいにリンクしているリンク。
 俺がポリシー持ってやっているリンクと、お前がやっているような「ただ張っただけ」リンクを一緒にするな。……でも、いざお願いされたのを断ると逆ギレされそうで怖いから、相互リンクをお願いされる前に予防線を張っておこう、というわけです。

 とはいえ、ここまでなら一言「相互リンクは募集していません」と書いておけばいいんですよね。では、そこから一歩踏み込んで「無断リンク推奨」となるのはなぜでしょうか。
 これって、日本人的なしがらみから来てるんじゃないかなぁ。あっちのページからリンク張られたら、そこがどんなページであろうとも、こっちからも張り返さないと悪いんじゃないかというプレッシャー。むろん張った方はそんなケチな了見で張ったわけじゃないんでしょうが、なんとなくそんなことを考えてしまう日本人。
 そんなわけだから、リンク報告されると張り返さなくちゃいけなくなってしまうので、リンクは無断でしてね、ということになるわけです。
 ただ、この発想には大きな落とし穴があります。落とし穴というか思い上がりというか。つまり、自分のページはよそから損得抜きでリンクされるような良いページであり(もちろん、ページ作る人にはそれぐらいの自信を持っていて欲しいですが)、だけどこっちからリンク張りたくないような面白くもないクソページからリンク張られるような可能性がある、ということ。
 いや、実際世の中にはクソみたいなページがあるのも事実ですが、いざこうやって文章にしてみると……どうかと思うよねぇ。

 というわけで当ページ、その他いろいろは無断リンク推奨です。いちいち報告なんかしないでどんどん張ってね!


1、2、3、ダーッ!(3月21日)

 あー、昨日の話、個人でやってるエンターテイメント系のページ限定ね。学術系のページで資料的価値がどうとかいうことなら話はぜんぜん違ってきますわな。

 さてそれはそれ、本日は風が思いっきり強かったんですよ(タイトル参照)。で、葩稍さんの住んでいる長野県ではなんでも3月としては観測史上最高風速である28.5mを記録したとかなんとか。で、そんな強風の結果何が起こるか。……なんとびっくり、野良猫が飛ばされてました。本当。

 いや、空を見上げたら手足を広げた猫がバタバタしながら飛んでたってことじゃなくてね、道端を歩いてた猫が風にあおられて1メートルぐらいの段差から落ちたって程度の話なんですが。あわてて段差の下を見ても何の痕跡もなかったんで、たぶん無事だったんでしょう。無事だといいな。

 そういえば猫って生き物は、高いところから落ちても空中で器用に姿勢制御して、足から降りれる生き物なんだっけ。ニャンコ先生空中大3回転!「とってんぱらりのにゃんぱらりぃ!」……そうですか、誰も知りませんか。
 でも、だからといって空中でくるくるキリモミ状態で回るように投げると、いかに猫といえども着地できないので注意が必要です。いやほら『ネコじゃないモン』みたく……そうですか、誰も知りませんか。


花言葉「あなたを忘れない」そのまんまやん。(3月22日)

 『忘レナ草』ユニゾンシフトの情報がだいたい出揃ってきたようです。
 ストーリーを大雑把に言うと、なんだか大喧嘩をして入院した主人公がいるわけですね。で、その入院先で何人かの少女と出会う。だけど主人公は退屈な入院生活を嫌って脱走しようとするんですね。

しかし逃げだそうとしたその夜。
「死神」と名乗るその少女に、自分の死期を告げられるのだった…。愕然とする正広に対し、その死神、エアリオは生き残る術を教える。それは他人との交合…。セックスを通じて「生」を吸い取ると言うことだった。
Gethu.comの紹介文より引用)

 これですよ。ええ、これこそが正しいポルノのあり方というものです。理論なぞどうでもいい、必然性などどうでもよろしい。困難に直面したらそれをすべてセックスによって乗り切る。それこそが正しいポルノというものです。
 あれと一緒だ、麻雀漫画。麻雀漫画ってさ、何を解決するにも麻雀じゃない。暴力団の抗争から不動産屋での家探しまで、全部麻雀によって決められる世界、それが麻雀漫画。それと同じように、借金のかたにはセックス、過去のトラウマを克服するにはセックス、生き残るためにはセックス。それが正しい肌ゲーのあり方です。

 すなわちこのゲームは、病院で出会った女の子たちを出会うはじから順に襲っていくことによって、生命力ゲージを回復しつつ迷宮のようになっている病院の奥へ進んでいき、そこにいるラスボスと……え? 違うの? はあ、純愛系ですか。なるほどなるほど、生きる目的というものを云々かんぬんというストーリー……またまた、そんなしらばっくれちゃって。別に照れる必要なんかないんだよ? ポルノなんだからそれがむしろ正しい姿……はぁ、本気なんですか。はぁ、まぁ……そっかぁ……うーん(フェードアウト)


ちょっとおやすみ。(3月24日)

 おお、話には聞いていたが実物を見たことのない映像、『愛国戦隊大日本』のページ発見。→
 なるほど、こーゆー話だったのね。


サッカーボールをフリーハンドで描くのはやめよう。(3月27日)

 最近、本を買いすぎです。どれぐらい買いすぎかというと漫画の積読が出てきているぐらい。小説の積読は珍しくも何ともないが、漫画の積読ってのは聞いたことないぞおい。ていうか読まないんだから『エイケン(3)』(松山せいじ/秋田書店)買っちゃダメだってば。

 今回の収穫は『よみきりもの(2)』(竹本泉/エンターブレインビームコミック)と『プラネテス(1)(2)』(幸村誠/講談社モーニングKC)、あと『MOONLIGHT MILE(1)(2)』(太田垣康男/小学館ビッグコミック)かな。『時の添乗員(1)』(岡崎二郎/小学館ビッグコミック)も素敵だ。
 まず『よみきりもの(2)』。1巻もここで話題にしたよね。その時と感想はおおむね同じです。すなわち、どこか変で生き生きとしてる女の子がドタバタどたばたと走り回る漫画で、読み終わったあとの感想が「女の子が可愛かった」の一言で集約されてしまうという、そんな漫画。
 いやでもね、聞いてくださいよ皆様方。郡山かすみ。いいですか、郡山かすみですよ。この子がもう! ああもう! ああ、どうしてこんなに可愛いの! ちびっちょで何をするときも全速力で駆けずり回り、大急ぎでご飯をがつがつと食べる、そんな女の子。登場人物の男性に「お前を見ていると胸がいっぱいになる」なんて言われても何も感じない、そんな女の子。お昼にパンを買えなかったからと午後中ずっと落ち込んでいたけど、誰かからパンをもらうと涙を流して感謝しつつ満面の笑顔で復活する、そんな女の子。
 そんな女の子がただただ可愛いというだけで24ページを書き切った漫画『たべる少女ははしる少女』、『よみきりもの(2)』に収録です。日ごろ萌えがどうのこうの言ってる人なら、つまりこのページを読んでいるような人なら読んで損は絶対にありません。いいから読むべし。ほかにもボンヤリ少女、居眠り少女、がさつ少女といろいろラインナップが揃ってるし。いやあ、読みながら部屋中をゴロゴロと転げまわりたい衝動に駆られた漫画って久しぶりだわ。
 しかしなんだな、この郡山かすみって子がさ、ものを食べるときの擬音が「べろんごっくん」なんだよね。ほとんど噛まずに一口で食べるって感じで合っている擬音ではあるのだが……でも「べろんごっくん」。『ブライアン君の休暇』(しばたひろこ/白泉社花とゆめコミック)って漫画知ってる人いる? ……いないか。残念。

 残り3つはまたの機会にでも。どれも、今どき珍しい……といっては語弊があるか、ともかく古き良きSFであります。特に岡崎二郎は「星新一の短編」「藤子・F・不二雄のSF」なんてキーワードに反応する人にお勧め。いやあ、個人的には岡崎二郎は藤子・F・不二雄の正当後継者と呼びたいな。


ゼルダの伝説の主人公。(3月28日)

 えとですね、このページはテキスト庵っていうリンク集に参加してるんですわ。いわゆる段落文体のテキストサイトを集めたリンク集。段落文体ってのは、フォントいじりとかじゃない普通の文章で書かれたもの、って括りでいいんじゃないかな。つまり侍魂みたいなフォントいじり不可、ポエムのページも不可だね。あと絵日記なんかもダメかも。

 でね、その中にテキスト風聞帳ってシステムがあるんだわ。いや掲示板なんだけど、たとえばテキスト庵で見かけたページに対してちょっと言いたいことがある、けどそこのページには掲示板がなかったり荒廃していたり、あるいは書く人がちょっと尻ごみしたり(まあたいていのページの掲示板って、悪い言い方すればそこのページのシンパしかいないんだからね)、じゃあメールを送るのはどうかというとそれもちょっと違うとかそんな場合に使うんですわ。
 でね、その風聞帳って、ページ作者当人が自分のページに対して書くのはご法度なんですよ。宣伝になっちゃうからね。……では、そこに書かれた意見に対してページ製作者が返信を書きたい場合はどうすればいいのだろう? 掲示板とページ本体で感想を言い合うってのもなんとなくアレだし(アレってなんだよ)

 ま、それはそれだ。なんか最近、そこでリンクについて盛り上がってるらしいんだわ。ここが発端かな。なんだ、うちの3/20じゃないのか。ちぇっ。
 しかし……ツッコミどころ満載だな、このニュース。

Q:自分のホームページ上で他人のサイトや企業サイトなどへリンクを張る際に、リンクを張ることを相手先に連絡していますか?またその理由は?

A:リンクを張ったことがない……35%
   あなた達のページは行き止まりですか。

A:大抵の場合報告してる……38%。
理由:「あとから裁判とかにされたら困るから。(中学生/14歳)
   そんなに裁判沙汰になるようなことばっかり書いているんですかあなたのページ。
理由:「基本的なルールだと思っているので。(バイト/35歳
   がんばろう。

Q:仮に自分のホームページが他のサイトにリンクされるとした場合、リンクを張ること(張ったこと)を連絡して欲しいと思いますか?またその理由は?

A:連絡して欲しい……89%。
理由:「やはり望まないページからのリンクは避けたい。犯罪系とかも多いとのことだし、トラブル回避の意味で。(会社員/27歳)
   犯罪系のページは、やたらめったらリンク張ったりしません。ていうか犯罪系のページは、こちらがいくら望んでも報告などしないと思うのだが。

 しかし連絡して欲しい派の人たちで理由が「どんなページにリンクされてるか知りたいから」って人は、ページにアクセス解析入れれば済む話だと思うのだが……そういう問題じゃないのかな。

 で、この話、よくよく考えてみるとものすごく面白いことが見えてきます。世のページの作者たちはどんなつもりでよそのページにリンクを張るものなのか、そしてそこには彼らの自意識というものが見えてくるわけでして……細かいことはまた次回にでも。


ひえーっ! あと5分で出なきゃ!(3月29日)

 えとえと、これから大阪に遊びに行っちゃうから、3/30・31のひがわり娘はお休みだよ、おにいちゃん。


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